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報じられているのは、我が領土たる尖閣諸島沖の我が国排他的経済水域に於いて中国の「監視」船と対峙する海上保安庁の苦労。「神経戦」などと報じられているが、これは銃弾砲弾爆弾こそ飛び交わないものの、正に「死闘」と呼ぶべきものだ。
くどい様だが我が領土たる尖閣諸島沖の我が国排他的経済水域、繰り返す、排他的経済水域における海上保安庁の測量船に対し、報じられている中国「監視」船の曰く、
> 「中国の管轄水域だ。国際条約と中国の法令に従い、調査を中止しなさい」
とぬけぬけとのたもうて居る。
「友愛外交」だの、「東シナ海を友愛の海に。」だの「東シナ海を争いの海にせぬ知恵を。」などと能天気な事を、前首相やら現政府やら朝日新聞やらが抜かしている、その東シナ海現場の実態がこれである。日本大使が真夜中に呼びつけられたなんてのより、遥かにシビアな現実だ。
尖閣領海侵犯の中国船長逮捕に対する4+1紙社説比較 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33589460.html
これに対して我らが海上保安庁測量船は、一歩も引かずに対峙する。
> 海保は「正当な調査活動だ」と返答した。要求に応じる理由はなかった。
> 要求後も海監51は現場にとどまった。
> 海保も作業を続行。どちらが引くか、神経戦が始まっていた。
が、先の記事にもしたところだが、海上保安庁は英語名をJapan Coast Guardと言い、「海の警察官」としての役目を帝國海軍から引き継いだ「帝國海軍の末裔」ではあるが、その任務上遠洋展開能力は極めて限られる。今回中国「監視」船に妨害された測量船「昭洋」「拓洋」は航続距離12,000海里とされ、海上保安庁の中では比較的アシが長い方ではあるが、何しろ洋上補給は出来ないのだから(*1)燃料以外の消耗品が切れても、寄港を余儀なくされる。
くどい様だが我が領土たる尖閣諸島沖の我が国排他的経済水域、繰り返す、排他的経済水域における海上保安庁の測量船に対し、報じられている中国「監視」船の曰く、
> 「中国の管轄水域だ。国際条約と中国の法令に従い、調査を中止しなさい」
とぬけぬけとのたもうて居る。
「友愛外交」だの、「東シナ海を友愛の海に。」だの「東シナ海を争いの海にせぬ知恵を。」などと能天気な事を、前首相やら現政府やら朝日新聞やらが抜かしている、その東シナ海現場の実態がこれである。日本大使が真夜中に呼びつけられたなんてのより、遥かにシビアな現実だ。
尖閣領海侵犯の中国船長逮捕に対する4+1紙社説比較 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33589460.html
これに対して我らが海上保安庁測量船は、一歩も引かずに対峙する。
> 海保は「正当な調査活動だ」と返答した。要求に応じる理由はなかった。
> 要求後も海監51は現場にとどまった。
> 海保も作業を続行。どちらが引くか、神経戦が始まっていた。
が、先の記事にもしたところだが、海上保安庁は英語名をJapan Coast Guardと言い、「海の警察官」としての役目を帝國海軍から引き継いだ「帝國海軍の末裔」ではあるが、その任務上遠洋展開能力は極めて限られる。今回中国「監視」船に妨害された測量船「昭洋」「拓洋」は航続距離12,000海里とされ、海上保安庁の中では比較的アシが長い方ではあるが、何しろ洋上補給は出来ないのだから(*1)燃料以外の消耗品が切れても、寄港を余儀なくされる。
精強なれ、海上保安庁! http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33601491.html
> 海保側に一つの判断が浮上した。14日に予定していた水などの補給だ。
> 予定通りとはいえ海域を離れれば、
> 「退去命令に従わせた」などと中国側の宣伝材料にも用いられかねないとの懸念が一部で出た。
> 「風呂も洗濯も我慢して頑張る」。現場からそんな声も寄せられていたが、
> 最終的には予定通りとなった。
> 海保側に一つの判断が浮上した。14日に予定していた水などの補給だ。
> 予定通りとはいえ海域を離れれば、
> 「退去命令に従わせた」などと中国側の宣伝材料にも用いられかねないとの懸念が一部で出た。
> 「風呂も洗濯も我慢して頑張る」。現場からそんな声も寄せられていたが、
> 最終的には予定通りとなった。
上記で報じられる、「風呂も洗濯も我慢して頑張る」との現場からの声に、「泥水啜り、草を食み。」なんて軍歌の一節を想起するのは私ぐらいかも知れないが、生活用水( ひょっとすると飲料水も)不足に陥っても中国「監視」船と対峙しようと言う、現場・海上保安官達の心意気は、多くの人の共感を呼ぶところだろう。
記事になっている通り、今回の海上保安庁測量船は、中国「監視」船相手に我が国の主張を通して任務を完遂した。
だが、中国の妨害活動も、先に我が海保庁巡視船に体当たり攻撃を仕掛けた漁船のような領海侵犯も、今後ともある。いな、今後さらに増えると考えるべきだろう。
残念ながら、現場の、海上保安官たちの苦労は、まだまだ終わりそうにない。
せめて銃後の守りを固めつつ、現場への謝意を表すべきだろう。
海上保安官さんよ、有難う、と。
記事になっている通り、今回の海上保安庁測量船は、中国「監視」船相手に我が国の主張を通して任務を完遂した。
だが、中国の妨害活動も、先に我が海保庁巡視船に体当たり攻撃を仕掛けた漁船のような領海侵犯も、今後ともある。いな、今後さらに増えると考えるべきだろう。
残念ながら、現場の、海上保安官たちの苦労は、まだまだ終わりそうにない。
せめて銃後の守りを固めつつ、現場への謝意を表すべきだろう。
海上保安官さんよ、有難う、と。
<注釈>
(*1) 訓練もしていなければ、設備装備も不足している。