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報じられているのは、普天間基地移設問題を巡る鳩山首相に対する国民新党・下地議員の送るエール。
なんでも、「鳩山由紀夫首相は命がけだ。」そうである。
なんでも、「鳩山由紀夫首相は命がけだ。」そうである。
「命がけ?だからどうした。」と言い返したくなる。命を賭けて、「昨年末決着」どころか「3月末に政府案」さえ決められなかったばかりか、未だいつになったら政府案が決まるかわからないで居る。かかる現状では、鳩山首相は最早、無能と言うさえおこがましい。無知無能無学無様無定見無方針無理解無関心且つ優柔不断支離滅裂四分五裂表裏比興朝令暮改朝三暮四遅刻常習厚顔無恥の糸コンニャク男で詐欺野郎でもまだ足らないほどだ。
第一、政治生命を賭ける事すらやろうとしない鳩山首相の、一体何処がどう「命がけ」なのであろうか。
それとも政治生命は賭けなくても、生物学的生命なら賭ける事が出来るという理屈か。普通は生物学的生命の終わりは、同時に政治生命の終わりの筈だが、鳩山首相は生物学的生命終了後も政治生命を維持する方法をご存知なのかもしれない。恐山のイタコを通じて首相談話を発表するとか・・・ないとは断言しにくいな。
> 「基地は来るなという気持ちは分かるが、
> 沖縄がやってきたことを、
> 今度は徳之島にも大分にも、静岡にもお願いし、日本全体で日米安保を守っていくことだ」
> 沖縄がやってきたことを、
> 今度は徳之島にも大分にも、静岡にもお願いし、日本全体で日米安保を守っていくことだ」
此処で下地議員が述べているのは、普天間基地の全国分散であろう。それは陸海空三位一体を最大の強みとする海兵隊部隊の解体であり、日本の安全保障上も、米側としても、全く受け入れられない提案だ。
そんな基本的な認識、即ち駐沖縄海兵隊が担っている抑止力の維持と言う視点を、下地議員も、殆どの民主党員も、全く無視している。社民党のような弱小政党ならばそれでもよかろうが、日本の国政を預かる政府与党の態度ではない。
尤も、民主党が政府与党の態度ではないのは、政権交代以前から一貫して代わらないのであるが。「国家に不忠なる与党」とは、全く民主主義の悪夢だな。
そんな基本的な認識、即ち駐沖縄海兵隊が担っている抑止力の維持と言う視点を、下地議員も、殆どの民主党員も、全く無視している。社民党のような弱小政党ならばそれでもよかろうが、日本の国政を預かる政府与党の態度ではない。
尤も、民主党が政府与党の態度ではないのは、政権交代以前から一貫して代わらないのであるが。「国家に不忠なる与党」とは、全く民主主義の悪夢だな。
> 「鳩山由紀夫首相は命がけだ。5月30日までに日米で合意し、
> それから総理自ら足を運んで説明し、
> (移設合意期限の)2014年までに完成すればいい」
> それから総理自ら足を運んで説明し、
> (移設合意期限の)2014年までに完成すればいい」
日米合意を優先する下地議員のこの指摘はある意味正しい。地元の同意も、連立政権内の同意も、日米合意よりは優先順位が劣る。
問題は、その米側から出ている「地元合意のある沖縄県内駐留」と言う条件だ。つまり内々に地元の合意を取っているか、地元(それも沖縄県内の)合意を得る自信がない限り、米側のこの条件は満たせない。
地元合意もないまま自信を見せて"Trust Me!"ともう一度言ったとしても、誰が信用するだろうか。第2回日米首脳会談で大見得切ったTrustは、その翌日にひっくり返したではないか。
問題は、その米側から出ている「地元合意のある沖縄県内駐留」と言う条件だ。つまり内々に地元の合意を取っているか、地元(それも沖縄県内の)合意を得る自信がない限り、米側のこの条件は満たせない。
地元合意もないまま自信を見せて"Trust Me!"ともう一度言ったとしても、誰が信用するだろうか。第2回日米首脳会談で大見得切ったTrustは、その翌日にひっくり返したではないか。
私が米側ならば、地元合意の念書を見せてもらい、それを日本語の読める者が確認するまで、鳩山首相の「地元合意はある/取れる自信がある」なぞ信用しない。それは、鳩山首相が先月末の党首討論で大見得切った「腹案」と同じぐらい信用できない。
「総理自ら足を運んで説明」だぁ?総理自ら出来もしない「普天間基地県外移設」を選挙でばら撒いた結果が現状ではないか。いくら「自ら足を運んだ」とて、それは自ら撒いた種の収穫でしかない。なんら情状酌量の余地はない。