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「案の定」と言うべきだろう。二段階だか三段階だかわからないが兎に角日本政府案の普天間基地最終的移設先とされていた勝連沖=ホワイトビーチ案を、その政府が断念する事になった、と報じられている。
1> 政府が「2段階移設案」の最終移設先としてきた米軍ホワイトビーチ(同県うるま市)沖に人工島を建造する計画を断念したことが8日分かった。
1> 政府が「2段階移設案」の最終移設先としてきた米軍ホワイトビーチ(同県うるま市)沖に人工島を建造する計画を断念したことが8日分かった。
更に、同じ報道は続けて曰く、
2> 2日の首相と平野、岡田両氏ら関係閣僚の協議で「長期的な検討課題」にすぎないと結論づけ、米側にも伝達した。
3> 米政府は在沖縄海兵隊員約8千人のグアムへの移転を順調に進めることを重視し、
4> シュワブ沿岸部移設の代替案で日米合意に基づく日米合意に基づく平成26年までに全面移設が可能かどうかを日本側に再三問い合わせてきた。
5> 日本側はいずれの代替案でも施設の完成時期を明示できず、
6> 米側は正式提案と見なしていない。
2> 2日の首相と平野、岡田両氏ら関係閣僚の協議で「長期的な検討課題」にすぎないと結論づけ、米側にも伝達した。
3> 米政府は在沖縄海兵隊員約8千人のグアムへの移転を順調に進めることを重視し、
4> シュワブ沿岸部移設の代替案で日米合意に基づく日米合意に基づく平成26年までに全面移設が可能かどうかを日本側に再三問い合わせてきた。
5> 日本側はいずれの代替案でも施設の完成時期を明示できず、
6> 米側は正式提案と見なしていない。
つまり、腹案だの、政府の意思統一だの言っていながら、アメリカ側からは日本政府案そのものが未だに「ない」と見なされていた訳だ。
まともに議論の対象となる提案ですらない。と。
移設完了時期さえ答えられないようでは、それも無理はない。それ即ち、先の党首討論で谷垣自民党党首に対し「辺野古沖には杭一本打てていない。」と大見得切って見せた鳩山首相は、未だに移設計画ひとつまともに立てられないでいるという事だ。
これでは対米交渉もヘッタクレもありはしない。これまた案の定だが、対米交渉の入口にすら立てないまま、「(昨)年末決着」延期から半年間、「政権交代」からならそれ以上の無駄時間をすごした訳であり、その責任は全て、現政権、民主党、鳩山首相にある。
普天間基地問題に限らないんだが、「政権交代」掲げて昨年夏の衆院選を戦っていた時は、一体何をどうする心算だったのだろうか。ただ、選挙に勝ち、政権交代するとだけが目的だったのだろうか。(イヤ、キットソウニ違イナイ。)
更に言うならば、上記報道の通り、2日の閣僚協議でホワイトビーチ最終移設案が放棄されたという事は、従来政府案とされてきた「二段階移設案」だか「三段階移設案」だかはこの時点で挫折していた筈。
であるならば、一体今月2日になされたという「政府の意思統一」とは、何をどう統一したものなのだろうか。
まともに議論の対象となる提案ですらない。と。
移設完了時期さえ答えられないようでは、それも無理はない。それ即ち、先の党首討論で谷垣自民党党首に対し「辺野古沖には杭一本打てていない。」と大見得切って見せた鳩山首相は、未だに移設計画ひとつまともに立てられないでいるという事だ。
これでは対米交渉もヘッタクレもありはしない。これまた案の定だが、対米交渉の入口にすら立てないまま、「(昨)年末決着」延期から半年間、「政権交代」からならそれ以上の無駄時間をすごした訳であり、その責任は全て、現政権、民主党、鳩山首相にある。
普天間基地問題に限らないんだが、「政権交代」掲げて昨年夏の衆院選を戦っていた時は、一体何をどうする心算だったのだろうか。ただ、選挙に勝ち、政権交代するとだけが目的だったのだろうか。(イヤ、キットソウニ違イナイ。)
更に言うならば、上記報道の通り、2日の閣僚協議でホワイトビーチ最終移設案が放棄されたという事は、従来政府案とされてきた「二段階移設案」だか「三段階移設案」だかはこの時点で挫折していた筈。
であるならば、一体今月2日になされたという「政府の意思統一」とは、何をどう統一したものなのだろうか。
普天間移設で閣僚会議「考え方意思統一」官房長官 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100402-OYT1T01003.htm
「やはり現(4月2日)時点での日本政府案はない。」即ち「まだ決められない、と言うことを決めた。」と言うことだろうか。昨年秋に、政府与党三党間で「普天間基地の移設先は連立3党で決めるが、今は決めないし、いつまでに決めるとも決めない。」と決めたように。
それは、「現状認識の一致」かも知れないが、政府の「考え方意思統一」などと呼べるものではあるまい。少なくともその「現状認識の一致」によって普天間基地移設問題は、半歩たりとも前進しないのであるし、鳩山首相が散々吹聴していた「3月中に政府案を決める」なんてのは勿論の事( それはすでにTime is UPだ。)、「5月までに決着」なんてのも、不透明どころか絶望的になったという事だ。
そのような「現状認識の一致」だとすると、社民党があらためてテニアン視察団なるものを送り出すのも理解できる。未だ政府案がないし、候補すらなきに等しいのだから、社民党としては安心して「国外だぁ国外だぁ、安全保障なんて憲法9条で十分だぁ」とお題目を唱え続ける事ができる。その「成果」が出れば、更にその声は大きくなるだろう。
それは、「現状認識の一致」かも知れないが、政府の「考え方意思統一」などと呼べるものではあるまい。少なくともその「現状認識の一致」によって普天間基地移設問題は、半歩たりとも前進しないのであるし、鳩山首相が散々吹聴していた「3月中に政府案を決める」なんてのは勿論の事( それはすでにTime is UPだ。)、「5月までに決着」なんてのも、不透明どころか絶望的になったという事だ。
そのような「現状認識の一致」だとすると、社民党があらためてテニアン視察団なるものを送り出すのも理解できる。未だ政府案がないし、候補すらなきに等しいのだから、社民党としては安心して「国外だぁ国外だぁ、安全保障なんて憲法9条で十分だぁ」とお題目を唱え続ける事ができる。その「成果」が出れば、更にその声は大きくなるだろう。
普天間問題で社民がテニアンに視察団 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100408/stt1004081057002-n1.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32255182.html
現政権が普天間基地移設問題について、「5月に決着すると、法律で決まったわけではない。」と言い出すのも時間の問題だろう。
そう言うのが鳩山首相か否かと言うのは議論の余地がありそうだが、秘書3人逮捕されても動じない黒幕が牛耳り、12億円「知らぬ間に貰った」と主張して税金を納めるだけで済ましている党首に率いられ、それらを党内からはろくに批判も糾弾もできない民主党と、その連立与党からなる政権では。「政権交代」は実現しても「首相交代」は実現しそうにない。
更に言えば、仮に次の参院選挙で民主党が記録的大敗北を喫したとしても、「逆ねじれ国会」が生じるのみで、現政権は衆院を握り続け、存続できる。仮に民主党候補が次の選挙で一人も当選しなかったとしても、衆院の議席数には全く影響せず、大敗の責任を取って辞任だの解散総選挙だのしろとは、それこそ「法的に決まっていない。」のだから、百歩譲って鳩山首相が辞職したところで、我が敵・小沢一郎がその権力を放棄する訳がない。
そういう選択を、昨年夏の衆院選でしたんだよ。我が国民は。
何処までそんな意識があったかは不明だが、そんな意識の無さも含めて、選挙民たる国民の責任だ。
何処までそんな意識があったかは不明だが、そんな意識の無さも含めて、選挙民たる国民の責任だ。
我が「失望」の意味が、お判りだろうか、国民よ。
失望すれども、絶望せず1-衆院選自民惨敗民主大勝を受けて- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646281.html
如何に、国民。