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普天間移設「徳之島にまず移転」 平野長官、知事伝達 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160430-storytopic-53.html
2010年4月6日
米軍普天間飛行場の移設問題で、平野博文官房長官が1日に仲井真弘多知事と都内で会談した際、米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す考えを伝達していたことが分かった。その後、キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上にヘリコプター離着陸帯を建設し、将来的には沖縄本島東岸の勝連半島沖埋め立てによる人工島に移設する3段階の内容だ。複数の政府関係者が5日、明らかにした。
政府は先月26日、岡田克也外相を通じルース駐日米大使に(1)シュワブ沿岸部の陸上にヘリ離着陸帯を造り部隊の一部を暫定的に移駐(2)この後、鹿児島県・徳之島か勝連半島沖合埋め立てによる人工島にヘリ部隊を全面的に移す―との二段構えの構想を提示した。平野氏が示した案ではシュワブ陸上に加え、徳之島と勝連半島沖いずれも移設先となる。対米打診案とは異なっており、対処方針が定まっていない政府の混乱が読み取れる。
政府関係者によると、鳩山由紀夫首相は徳之島への移設に傾いており、2日の関係閣僚会議でも検討を指示したという。一方、平野氏は勝連半島沖に造る人工島に航空自衛隊那覇基地や米軍那覇港湾施設(那覇軍港)も移し、米軍と自衛隊の大規模な基地を造成する構想を支持している。このため平野氏は首相の意向も踏まえ、仲井真氏に徳之島と勝連半島沖双方を移設の対象にする案に言及したとみられる。
平野氏は仲井真氏との会談で、徳之島への移設構想に触れた上で「その後、シュワブ陸上にヘリ駐機場を造りたい。将来は勝連半島沖の埋め立て地に自衛隊基地も集約したい」と説明。仲井真氏は沖縄県内への移設に強く反対した。
2010年4月6日
米軍普天間飛行場の移設問題で、平野博文官房長官が1日に仲井真弘多知事と都内で会談した際、米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す考えを伝達していたことが分かった。その後、キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上にヘリコプター離着陸帯を建設し、将来的には沖縄本島東岸の勝連半島沖埋め立てによる人工島に移設する3段階の内容だ。複数の政府関係者が5日、明らかにした。
政府は先月26日、岡田克也外相を通じルース駐日米大使に(1)シュワブ沿岸部の陸上にヘリ離着陸帯を造り部隊の一部を暫定的に移駐(2)この後、鹿児島県・徳之島か勝連半島沖合埋め立てによる人工島にヘリ部隊を全面的に移す―との二段構えの構想を提示した。平野氏が示した案ではシュワブ陸上に加え、徳之島と勝連半島沖いずれも移設先となる。対米打診案とは異なっており、対処方針が定まっていない政府の混乱が読み取れる。
政府関係者によると、鳩山由紀夫首相は徳之島への移設に傾いており、2日の関係閣僚会議でも検討を指示したという。一方、平野氏は勝連半島沖に造る人工島に航空自衛隊那覇基地や米軍那覇港湾施設(那覇軍港)も移し、米軍と自衛隊の大規模な基地を造成する構想を支持している。このため平野氏は首相の意向も踏まえ、仲井真氏に徳之島と勝連半島沖双方を移設の対象にする案に言及したとみられる。
平野氏は仲井真氏との会談で、徳之島への移設構想に触れた上で「その後、シュワブ陸上にヘリ駐機場を造りたい。将来は勝連半島沖の埋め立て地に自衛隊基地も集約したい」と説明。仲井真氏は沖縄県内への移設に強く反対した。
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朝三暮四なぞと言う4文字熟語を覚えたのは、漢文の時間だったろうか。
昔、何だか知らないが猿がお気に入りの王様が居たそうだ。日本でも徳川吉宗が「生類憐みの令」と称して犬に公金で餌を与えたそうであるが、中国の王様はこれに輪をかけていて、人間、特に領民よりも鶴が好きだったり猿が好きだったりするのが居る。多分、鳩山首相のご先祖様か何かなのだろう。
それは兎も角、この猿好きの王様も公金で猿に餌として木の実を朝夕与えていた。が、猿が税金を納めてくれるはずもないから財政は逼迫。仕方なく王様、猿達への餌を制限する事にし、猿達の説得に出た。
と言う事はこの王様、猿語も喋れたことになるが、それは兎も角きっちり説明責任を果たそうというのだから、古代中国の故事とは言え、どこかの誰かとはチトばかり出来が違う。
「これからは餌の木の実の支給を、朝三つ、暮れ四つにする。」と王様が言うと、猿達は少ないと怒り出したそうだ。
「それならば、朝四つ、暮れ三つにする。」と王様が言うと、猿達は立ち上がって喜んだそうである。
「朝三つ、暮れ四つ」と言うことから「朝三暮四」と言う熟語。要は誤魔化し、イカサマである。日に七つの木の実をやる事に変わりは無いのだが(*1)、「朝三暮四」を「朝四暮三」としただけで怒っていた猿達を喜ばせてしまうのだから、猿相手とは言えほかに言いようがない。
閑話休題(それはさておき)
報じられているのは、例に依っての普天間基地移設問題。今回は琉球新報からの転載だ。曰く、平野官房長官が今月1日に仲井真沖縄県知事と会談した際に示された普天間基地移設案である。以下のように報じられている。
1> 米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す考えを伝達していたことが分かった。
2> その後、キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上にヘリコプター離着陸帯を建設し、
3> 将来的には沖縄本島東岸の勝連半島沖埋め立てによる人工島に移設する
4> 3段階の内容だ。
5> 複数の政府関係者が5日、明らかにした。
5>はまあ、この普天間基地移設案の「裏書」だろう。これを見ると、従来報じら得れていた「辺野古陸上&普天間基地継続使用から最終的には勝連沖へ」の2段階移設案の前に上記1>「米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す」と言う前段階が入っての「3段階移設案」と言うことらしい。
詳細は不明だが、ひょっとすると「徳之島ならばV-22の離発着が出来るから、普天間基地の継続使用は避けられる。」と言う「利点」があると言う理屈なのかも知れない。
更に邪推をめぐらせれば、「兎に角一旦は徳之島=沖縄県外に移設する」と言う案であるというのが「利点」なのかも知れない。
「かも知れない」ばかりで申し訳ないが、何しろ私にはこれらの「利点」がちっとも利点に聞こえないのだから、自信がないのも仕方あるまい。
じゃあこの新たな「3段階普天間移設案」が政府の統一見解なのだろうか。上記5>の通り、「複数の政府関係者」が明らかにしているし、以下の報道では翌2日には政府の「考え方意思統一」と報じられている。
普天間移設で閣僚会議「考え方意思統一」官房長官 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100402-OYT1T01003.htm
上記報道は上記報道で噴飯ものと言うべきだ。何しろ今月2日になるまでは政府の意思はばらばらで、それ以前の自民党谷垣党首との討論で鳩山首相が「アメリカも沖縄も説得できるし、皆さんがこれに沿って動いている」と抜かした「腹案」なるものは、例によって例の如くの嘘または妄想或いは只の願望にしか過ぎなかったんだな、と、納得しつつ突っ込むのも虚しくなっているこのごろではあるが・・・それを置いたとしても、報じられている処では、どうもこの「3段階普天間移設案」で政府の意思が統一されている訳でもないらしい。
と言うのも・・・
昔、何だか知らないが猿がお気に入りの王様が居たそうだ。日本でも徳川吉宗が「生類憐みの令」と称して犬に公金で餌を与えたそうであるが、中国の王様はこれに輪をかけていて、人間、特に領民よりも鶴が好きだったり猿が好きだったりするのが居る。多分、鳩山首相のご先祖様か何かなのだろう。
それは兎も角、この猿好きの王様も公金で猿に餌として木の実を朝夕与えていた。が、猿が税金を納めてくれるはずもないから財政は逼迫。仕方なく王様、猿達への餌を制限する事にし、猿達の説得に出た。
と言う事はこの王様、猿語も喋れたことになるが、それは兎も角きっちり説明責任を果たそうというのだから、古代中国の故事とは言え、どこかの誰かとはチトばかり出来が違う。
「これからは餌の木の実の支給を、朝三つ、暮れ四つにする。」と王様が言うと、猿達は少ないと怒り出したそうだ。
「それならば、朝四つ、暮れ三つにする。」と王様が言うと、猿達は立ち上がって喜んだそうである。
「朝三つ、暮れ四つ」と言うことから「朝三暮四」と言う熟語。要は誤魔化し、イカサマである。日に七つの木の実をやる事に変わりは無いのだが(*1)、「朝三暮四」を「朝四暮三」としただけで怒っていた猿達を喜ばせてしまうのだから、猿相手とは言えほかに言いようがない。
閑話休題(それはさておき)
報じられているのは、例に依っての普天間基地移設問題。今回は琉球新報からの転載だ。曰く、平野官房長官が今月1日に仲井真沖縄県知事と会談した際に示された普天間基地移設案である。以下のように報じられている。
1> 米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す考えを伝達していたことが分かった。
2> その後、キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上にヘリコプター離着陸帯を建設し、
3> 将来的には沖縄本島東岸の勝連半島沖埋め立てによる人工島に移設する
4> 3段階の内容だ。
5> 複数の政府関係者が5日、明らかにした。
5>はまあ、この普天間基地移設案の「裏書」だろう。これを見ると、従来報じら得れていた「辺野古陸上&普天間基地継続使用から最終的には勝連沖へ」の2段階移設案の前に上記1>「米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す」と言う前段階が入っての「3段階移設案」と言うことらしい。
詳細は不明だが、ひょっとすると「徳之島ならばV-22の離発着が出来るから、普天間基地の継続使用は避けられる。」と言う「利点」があると言う理屈なのかも知れない。
更に邪推をめぐらせれば、「兎に角一旦は徳之島=沖縄県外に移設する」と言う案であるというのが「利点」なのかも知れない。
「かも知れない」ばかりで申し訳ないが、何しろ私にはこれらの「利点」がちっとも利点に聞こえないのだから、自信がないのも仕方あるまい。
じゃあこの新たな「3段階普天間移設案」が政府の統一見解なのだろうか。上記5>の通り、「複数の政府関係者」が明らかにしているし、以下の報道では翌2日には政府の「考え方意思統一」と報じられている。
普天間移設で閣僚会議「考え方意思統一」官房長官 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100402-OYT1T01003.htm
上記報道は上記報道で噴飯ものと言うべきだ。何しろ今月2日になるまでは政府の意思はばらばらで、それ以前の自民党谷垣党首との討論で鳩山首相が「アメリカも沖縄も説得できるし、皆さんがこれに沿って動いている」と抜かした「腹案」なるものは、例によって例の如くの嘘または妄想或いは只の願望にしか過ぎなかったんだな、と、納得しつつ突っ込むのも虚しくなっているこのごろではあるが・・・それを置いたとしても、報じられている処では、どうもこの「3段階普天間移設案」で政府の意思が統一されている訳でもないらしい。
と言うのも・・・
6> 政府は先月26日、岡田克也外相を通じルース駐日米大使に
7> (1)シュワブ沿岸部の陸上にヘリ離着陸帯を造り部隊の一部を暫定的に移駐
8> (2)この後、鹿児島県・徳之島か勝連半島沖合埋め立てによる人工島にヘリ部隊を全面的に移す―
9> との二段構えの構想を提示した。
7> (1)シュワブ沿岸部の陸上にヘリ離着陸帯を造り部隊の一部を暫定的に移駐
8> (2)この後、鹿児島県・徳之島か勝連半島沖合埋め立てによる人工島にヘリ部隊を全面的に移す―
9> との二段構えの構想を提示した。
と報じられるとおり、米側に伝えられているは、以前明らかになった「2段階普天間基地移設案」に過ぎないのである。意思が統一されたのならば、速やかにアメリカ側にこの「3段階普天埋設案」を伝えねばならないはずだが・・・4月2日から1週間近くたつ今日まで、そんな報道はない。
10> 対処方針が定まっていない政府の混乱が読み取れる。
と、琉球新報が書くのも無理はない。
と、琉球新報が書くのも無理はない。
第一、鳥頭の鳩山首相以外は大抵覚えていると思うのだが、鳩山首相は「3月末までに政府案をまとめる」と公言して、奇怪な自信を持っていた筈だった。
それが3月のドンズマリにもなると、「3月末と法律で決まっているわけではない。」など屁理屈にもならない理屈をこねて「数日超えても5月末までに決着すればよい。」と断言していた。
その4月も、はや1週間を過ぎようとしている。
腹案どころか、政府案からして、アメリカには普天間基地2段階移設案を示し、沖縄県知事には3段階移設案を示し、然る後に漸く「政府の意思統一」が出来た称してしているのに、両説の何れも修正訂正する動きがないと言うのは・・・辛うじて説明が付くのは、「アメリカ側には3段階移設案を政府案として秘密裏に伝えた」か、「実はいつもの通り、政府の意思統一なんて出来ていない。」か、何れかだろう。
仮に、前者だとしよう。
普天間基地の3段階移設案が、政府の方針として漸く「意思統一」され、これから交渉に望むのだと、政府やら鳩山首相やらが言っている通りだと仮定しよう。
この普天間基地3段階移設案の、メリットは何だ?
現行日米合意案即ち、辺野古沖海上移設案に対するメリットは??
「米海兵隊ヘリ部隊が、一時的に徳之島=沖縄県外に出る。」
只、この一事である。
その一事すら、米側に公式に提案して未だ公的には撤回されていない「2段階移設案」ではなくなる。
「泰山鳴動鼠一匹」ならば、少なくとも事態は悪化しない。
これでは、「泰然鳴動して噴火に至る。」ではないか。
朝三暮四と、私がこの記事にタイトルをつけたの理由は、お分かりいただけるだろう。結局の所、鳩山首相、民主党、現政権の言う「普天間基地問題解決」は、イカサマだということだ。
それが3月のドンズマリにもなると、「3月末と法律で決まっているわけではない。」など屁理屈にもならない理屈をこねて「数日超えても5月末までに決着すればよい。」と断言していた。
その4月も、はや1週間を過ぎようとしている。
腹案どころか、政府案からして、アメリカには普天間基地2段階移設案を示し、沖縄県知事には3段階移設案を示し、然る後に漸く「政府の意思統一」が出来た称してしているのに、両説の何れも修正訂正する動きがないと言うのは・・・辛うじて説明が付くのは、「アメリカ側には3段階移設案を政府案として秘密裏に伝えた」か、「実はいつもの通り、政府の意思統一なんて出来ていない。」か、何れかだろう。
仮に、前者だとしよう。
普天間基地の3段階移設案が、政府の方針として漸く「意思統一」され、これから交渉に望むのだと、政府やら鳩山首相やらが言っている通りだと仮定しよう。
この普天間基地3段階移設案の、メリットは何だ?
現行日米合意案即ち、辺野古沖海上移設案に対するメリットは??
「米海兵隊ヘリ部隊が、一時的に徳之島=沖縄県外に出る。」
只、この一事である。
その一事すら、米側に公式に提案して未だ公的には撤回されていない「2段階移設案」ではなくなる。
「泰山鳴動鼠一匹」ならば、少なくとも事態は悪化しない。
これでは、「泰然鳴動して噴火に至る。」ではないか。
朝三暮四と、私がこの記事にタイトルをつけたの理由は、お分かりいただけるだろう。結局の所、鳩山首相、民主党、現政権の言う「普天間基地問題解決」は、イカサマだということだ。
<注釈>
(*1) 猿に毎日木の実をネットインカムとして支給する事の是非はさておいて。血税で猿の生活見てやってるんだぜ。