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転載開始==========================================================================戦闘機もエコ! 米軍が開発、バイオ燃料で音速突破へ http://sankei.jp.msn.com/world/america/100401/amr1004011137004-n1.htm
2010.4.1 11:37
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
「グリーンホーネット」(左)について演説したオバマ米大統領=3月31日、アンドリューズ空軍基地(ロイター) オバマ米大統領は31日、エネルギー政策の一環として米軍がバイオ燃料で飛ぶ戦闘機を開発したことを明らかにした。近日中に飛行実験を開始し、順調なら「バイオ燃料で初めて音速を突破する飛行機になる」という。
戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットの改良型とみられ「グリーンホーネット」の愛称が付けられる見通し。
オバマ氏は、輸入原油への依存を減らすことは安全保障上も重要だと指摘し、代替燃料の開発が進めば「中東や産油国での出来事に縛られる必要がなくなる」と語った。(共同)
=======================================================================転載終了
通称ホーネットとかライノとか呼ばれる米海軍の戦闘/攻撃機の正式名称は「F/A-18」であって、FとAの間に「/(スラッシュ)」が、「18」の前には「-(ハイフン)」が入る筈なんだが・・・「FA18スーパーホーネット」等と全角英字でスラッシュもハイフンもなしで書かれると、どうにも違和感がある。スーパーホーネットなら、単座型は「F/A-18E」復座型は「F/A-18F」が型式の筈。
共同通信はよくこの手の間違いをやるが、わざとやっているのかな。「兵器なんて忌まわしいものの名など、正しく書いてやるものか!」と。
だが、それは、情報を正しく伝達し、社会の木鐸たらんとする、マスコミの理想像を、自ら放棄していることになるんだが・・・それもわざとかな。
閑話休題(それは兎も角)
報じられているのはアメリカがバイオ燃料で飛ぶ戦闘機の開発をしており、間も無く飛行試験を始めるというニュース。
戦闘機の開発と言う奴は、いかに超大国アメリカといえども大事で、そうそうコッソリ開発なんて出来ないんだが、既存のF/A-18E/F スーパーホーネットの発展型と言うことだから、戦闘機の開発と言うよりも、バイオ燃料で動くジェットエンジンの開発であるらしい。ジェっエンジンの開発、それも戦闘機用のジェットエンジンの開発となるとこれも結構な大事だが、戦闘機の開発ほどではない。とは言え「密かに開発していてもうすぐ飛行試験」なんて発表をやらかせる国は、アメリカ以外に殆ど考えられない大事ではあるが。
だがしかし、想起すべきなのは、現在主流であるバイオ燃料は、トウモロコシ等の食用植物をアルコールにするものであり、植物起源であることから、こと燃焼に関する限り「元々大気中の二酸化炭素をつい最近取り込んだ植物を燃やして再び二酸化炭素にする」だけであるから「エコロジーだ」とは言いえるものの(*1)、バイオ燃料の普及は即ち食用植物=食料争奪戦の激化を意味することである。
強国は、食料としてのみならず燃料としての食用植物を求め、弱国は食料の確保すらままならないという事態を想定すべきであり、我が国が食糧確保もままならない弱国とならないよう、最大限の努力をすべきである。
> 代替燃料の開発が進めば「中東や産油国での出来事に縛られる必要がなくなる」と語った。
共同通信はよくこの手の間違いをやるが、わざとやっているのかな。「兵器なんて忌まわしいものの名など、正しく書いてやるものか!」と。
だが、それは、情報を正しく伝達し、社会の木鐸たらんとする、マスコミの理想像を、自ら放棄していることになるんだが・・・それもわざとかな。
閑話休題(それは兎も角)
報じられているのはアメリカがバイオ燃料で飛ぶ戦闘機の開発をしており、間も無く飛行試験を始めるというニュース。
戦闘機の開発と言う奴は、いかに超大国アメリカといえども大事で、そうそうコッソリ開発なんて出来ないんだが、既存のF/A-18E/F スーパーホーネットの発展型と言うことだから、戦闘機の開発と言うよりも、バイオ燃料で動くジェットエンジンの開発であるらしい。ジェっエンジンの開発、それも戦闘機用のジェットエンジンの開発となるとこれも結構な大事だが、戦闘機の開発ほどではない。とは言え「密かに開発していてもうすぐ飛行試験」なんて発表をやらかせる国は、アメリカ以外に殆ど考えられない大事ではあるが。
だがしかし、想起すべきなのは、現在主流であるバイオ燃料は、トウモロコシ等の食用植物をアルコールにするものであり、植物起源であることから、こと燃焼に関する限り「元々大気中の二酸化炭素をつい最近取り込んだ植物を燃やして再び二酸化炭素にする」だけであるから「エコロジーだ」とは言いえるものの(*1)、バイオ燃料の普及は即ち食用植物=食料争奪戦の激化を意味することである。
強国は、食料としてのみならず燃料としての食用植物を求め、弱国は食料の確保すらままならないという事態を想定すべきであり、我が国が食糧確保もままならない弱国とならないよう、最大限の努力をすべきである。
> 代替燃料の開発が進めば「中東や産油国での出来事に縛られる必要がなくなる」と語った。
これはアメリカの立場としては全く正しい。何しろバイオ燃料の原料となる食用植物=トウモロコシ等の食料の世界最大の生産国がアメリカ自身なのだから。
言い換えよう。アメリカは決して、共同通信のタイトルが示すような「戦闘機をもエコにする」ためにこのグリーンホーネット(*2)開発計画=バイオ燃料ジェットエンジン開発計画を進めた訳ではない。
そういう「利点」もないではないかもしれないが、それよりも、ジェット燃料を自給できる利点をの法を遥かに重大視したであろう事は、賭けても良い。
オバマ合衆国大統領は、鳩山首相とは違うのである。
民主党と党名は同じでも、今更ながら、偉い違いだな。
勿論、日本の民主党が、鳩山首相が、異常なんだが。
言い換えよう。アメリカは決して、共同通信のタイトルが示すような「戦闘機をもエコにする」ためにこのグリーンホーネット(*2)開発計画=バイオ燃料ジェットエンジン開発計画を進めた訳ではない。
そういう「利点」もないではないかもしれないが、それよりも、ジェット燃料を自給できる利点をの法を遥かに重大視したであろう事は、賭けても良い。
オバマ合衆国大統領は、鳩山首相とは違うのである。
民主党と党名は同じでも、今更ながら、偉い違いだな。
勿論、日本の民主党が、鳩山首相が、異常なんだが。
<注釈>
(*1) 石油などの鉱物起源の燃料だと、太古の昔に取り込んだ二酸化炭素を一気に現在の大気中に放出する形になるから、現在の二酸化炭素が増える。
(*2) 「グリーンホーネット」手のも、出来すぎた名前だな。勿論、エコのイメージカラーである「グリーン」とF/A-18戦闘攻撃機のニックネーム「ホーネット」を重ねたものだが、「グリーンホーネット」ってえのはアメコミにもなったアメリカンヒーローで、テレビドラマ化されたときはブルース・リーが助手役を演じていたと言うから、空手使いかなんかなのだろう。
このネーミングは、結構オタクだと思うぞ。
それともひょっとして、エイプリルフールの虚偽報道??欧米では結構まじめにやるからなぁ。
このネーミングは、結構オタクだと思うぞ。
それともひょっとして、エイプリルフールの虚偽報道??欧米では結構まじめにやるからなぁ。