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 報じられているのは、鳩山首相と谷垣自民党総裁との公開討論。これはこれで興味深いので、一読をお勧めするが、今回注目するのは、この鳩山首相に普天間基地移設案の腹案が既にあるという主張である。
 
1> アメリカの皆さんにも、あるいは沖縄を始めとする関係のある皆さん方にもご理解をいただかなきゃならない。
2> そのために、腹案というものを用意をしています。そういったじゃありませんか。
3> 私としての今の考え方というものはもうすでに用意はしています
 
 さらには、党首討論の最後でも捨てぜりふを残している。
 
4> 交渉をこれからして参りたいと思っているところでございまして、
5> その、くどいようですが、腹案はもうすでに用意しているところでございます
 
 つまり、アメリカも沖縄も(多分、いわんとするところは連立相手である社民党も国民新党も)納得させるだけの腹案が既にある、あるけれども公表しないだけだと、鳩山首相は公言しているのである。
 
 そんな結構な腹案ならばさっさと公開して、本件の解決を図るが宜しかろう。"TRUST ME"等と自ら言う奴は信用できないと考える習慣からすれば「あるけれども公表しない腹案」なんてモノは、ないと見なして行動すべきであるとも、普通なら考えそうだし、曾野綾子女史ならば間違いなく考えるだろうが、なにしろ、鳩山首相は普通ではない。
 
.”Trust me.”/”Believe me.”などと自ら言う奴は、嘘吐きである。   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31766062.html
 
6> 新政権を、やはり新政権を担っている以上、
7> だから今まで13年、14年かかったとしても、
8> これから半年の間にしっかりと新しい普天間の移設先を探しますよと。
 
 ようやく「政権交代」実現した新政権が、前政権の悪口を言うのは大陸を見習ったモノであろうし、「前政権とは違う!」と強調したいのも、まあ「理解」するとしても、だ。

 今はもう3月の末。これから「半年の間しっかりと探し」たら、普通の地球の暦は地球の公転周期12ヶ月を1年としているから、どう勘定しても9月末になってしまう。「5月末までに決着」と奇怪なまでの自信を見せていたのは一体どうなったのだ?鳩山首相の暦は、地球の太陽暦ではないのか?
 
 上記の疑問、上記の腹案を「解決」する一つの解釈がある。
 
 鳩山首相、沖縄駐在の米軍を、普天間基地を、金星に移設するつもりじゃなかろうか。
 
 これならば、地元住民の反対は無視できる。金星人というのが既に居て、地球の言葉を話せるぐらいの知性があったりしなければ、だが。
 
 問題は、そんな理想的な条件である金星に行けるのは、今知られている限りでは、鳩山首相と同夫人ぐらいしか居ないことだ。我々の天文学者が知っている金星は、美しい自然に満ち溢れて等居らず、呼吸すら出来ない大気のしゃく熱地獄であり、一寸米軍・米海兵隊の装備ではいけそうにないところだ。勿論、演習をするのも先ず不可能だ。
 
 鳩山首相の「腹案」は、是非お聞きしたいところだ。
 
 無論、そんなモノが、実在或いは実現可能である限り、だが。