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 生方議員の「小沢批判」処分は小沢一郎任せで、(*1)
 小林議員の処分は三井・北海道連代表任せで、(*2)
 普天間基地移設先は誰にも任せられない(*3)からサッパリ決まらない
、と言うことだな。
 「ゼロベースで決めているところ」って、何時から「決めよう」としていて、何時までに「決まる」のだ?3月中と言う事は、もう1週間、精々168時間しかないんだぞ。
 「すりあわせ」だぁ?「国外だ。さもなくば沖縄県外のどこかだが、何処とはいえない。」なんていう案しか出してこない社民党と、「現行日米合意案=辺野古海上案が最善。さもなくば、普天間基地の継続使用=現状維持だ。」と明言するアメリカとで、何をどうやって「すりあわせ」るんだ?
 それほどの乖離は、「すりあわせ」なんかでは解決しないだろう。
 
 普天間基地移設問題を解決する方法は、日本の安全と国益を確保(*4)しつつ米側との合意(*5)を形成し、それに沿うようにいかに沖縄県民やら連立与党内やらを説得するあるいは「切る=諦める」かだ。
 
 言い換えれば、本問題の解決に必要なのは「すり合わせ」ではなく、「決断と決心」だ。
 
 それは、私の覚えのある限り、鳩山首相が就任以来、ただの一度も見せてくれていないものだが・・・同情やら情状酌量やらする余地は、全くない。
 
 「風の種を撒いた者は、嵐を刈り取らねばならない。」―ロシアの諺

<注釈>
(*1) だから、我が敵・小沢一郎が生方議員の副幹事長復職さえ認めれば、それまでの「小沢批判」批判は雲散霧消してしまう。情けなくて涙も出ないね。
(*2) とは言え、これも小沢一郎様のご指示で任せているのだから、何をかいわんやである。
(*3) 誰もまじめに引き受けない・・・そりゃそうだろう。元々鳩山首相自身が撒いた種だ。「県外移設の夢」を選挙でばら撒いたのは民主党と言えるかもしれないが、”Trust Me!”でオバマ大統領をだまくらかしたのは、鳩山首相以外の何者でもありえない。
(*4) これが目的だ。「普天間基地の危険性と騒音問題の解決」は、せいぜい国益の極一部でしかない。
(*5) これがなければ、普天間基地は返還されないだけの話だ。