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 平成22年、皇紀2670年、西暦にすると2010年、あけましておめでとう御座います。

 今年が我が国我が国民にとって良き年であらん事を祈念いたします。
 
 とまあ、年頭に当たって祈念はするのだけれども、所詮祈りは祈り。掛け声や呪い(まじない)としての効果はあっても、それ以上のものは希望はしても期待は出来ない。「戦争のない世界」「核兵器のない世界」と言った「祈り」がどの程度の効果を上げているかを冷静に考えれば、それは自明であろう。
 
 とは言え、その我が国我が国民にとっての幸の多寡を相当程度握っているのが、鳩山首相であることはまず間違いようがない。
 その鳩山首相が、ブログとツィッターをはじめたというニュースが新年早々報じられた。
 
鳩山首相、ブログとツイッターを開始 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100101/plc1001011153009-n1.htm

 現政権、民主党、鳩山首相を、親の仇じゃあ(辛うじて)ないけれど、「我が国益の仇」と見なしている当ブログとしては、これを見逃す手はない。
 早速ブログの方にアクセスし、「ご意見募集」とあるのを幸い、公開質問をぶつけることにした。
  
鳩Cafe http://hatocafe.kantei.go.jp/
ご意見募集 https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
 
 以下に掲載するのが、上記「ご意見募集」に送付した公開質問であり、中身は「今までの記事」の内「普天間基地移設問題2009最終便(多分)」に記した疑問の一部である。
 
 一体どんな反応があるか、或いは通り一遍の「お礼」だけで無反応か、はたまたこの質問に一念奮起するのやら(期待は極薄である)、追加情報あり次第、当ブログでもご報告する予定である。
 

鳩山首相に対する公開質問

 リーダーは、決断するからリーダーなのだ。リーダーが決断しなければ、決定は遅れ、ついには何も為すことなく破局を迎える。「兵は拙速を尊ぶ。忌むべきは巧遅」と言われる所以である。
 日本国首相は、日本の元首にして自衛隊三軍の最高指揮官。押しも押されもせぬリーダーの筈である。背後で糸引く者があろうがなかろうが、首相の「決断」はリーダーとして求められる。
 然るに、鳩山首相の普天間基地移設問題に対する対応は、決断とも決心とも対極にあり、現行日米合意の履行方針であろうが新たな日米合意を模索する方針であろうが全く徹底していない。それどころか努力の跡が見られない。
鳩山首相の精神状態を疑うhttp://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30632844.html
愚中の愚 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30819382.html
泰山鳴動鼠一匹 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30831957.html#30851028
変身、変心、また変針。http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30857751.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30857751.html
The Untrustworthy Man-信じられぬ男- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30869437.html
さらに偏芯?http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30906546.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30906568.html
I am watching the PROBLEM http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30918793.html
先憂後楽の対極 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30942878.html
協議は踊る http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31003530.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31003544.html
「話せば判る」は話による http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31082722.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31082760.html
鳩山首相の虚しい嘘http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31094016.html
普天間基地移設問題2009最終便(多分)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091230/plc0912302209019-n1.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31170215.html
普天間基地移設問題2009今度こその最終便 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31195036.html

 まず第1に、鳩山首相は普天間問題について「常に一貫した発言を続けている。」のならば、2回の日米首脳会談を経て出された合意が「早期解決」と「日米共同作業部会設置」の設置のみに終わり、そのいずれもが現時点で反古同然になっているのは何故か。
 
 第2に、オバマ大統領は鳩山首相の「常に一貫した発言」を聞いたはずだが、その大統領が2回の日米首脳会談を経てなお「現行日米合意の履行」を前提として「早期解決」と「日米共同作業部会設置」したのは何故か。
 
 第3にその同意は鳩山首相も同意したのである。オバマ大統領とは違って「現行日米合意の履行を前提とせず」、なおかつ現行日米合意に対する代替案さえなく、いつまでかかってその代替案が決まるかもその時点では判らないまま、普天間問題の「早期解決」に同意できたのは何故か。
 その時点で「早期」とはどの程度を考えていたのか。
 来年5月を当初から考えていたのならば、代替案一つ無い日米首脳会談直後に日米作業部会を発足させたのは何故か。そもそも、代替案一つ無い状態で、「日米作業部会」に一体何を期待したのか?