報じられているのは、AFP通信による鳩山首相のし自立調査結果。支持質は更に下がって47%、対する不支持率は38%。いずれも11月の調査に比べて10ポイント以上の大きな変化-支持率は低下、不支持率は上昇-を示しているという。

 タイトルにもしたとおり、まだ支持率の方が不支持率よりも高い、そうだ。
 
 当ブログ記事「まだ半分もあるのかよ」にも書いたとおり、世論調査というのは方法や設問次第で相当に揺れ動くモノであり、それだけ誤差=エラーバーが大きくなるの定量的には相当眉につばを付けなければならないものである。


まだ半分もあるのかよ http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31050003.html
 が、定性的には相応に信じる根拠となりうるし、調査主体や調査方法が同じならば、尚のこと比較の意味がある。
 
 それに若干の希望的観測(「一縷の望み」とも言う。何しろ私は、国民に絶望コソしなかったが失望しているのだ。)を加えれば、「鳩山首相の支持率は、順調に下がっており、まもなく不支持率が支持率を上回るだろう。」と予測しうる。

国民よ我を絶望させるか http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29478927.html
失望すれども絶望せず http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29478927.html
           http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646287.html
           http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646287.html
 
 とは言え、世論調査が直接政治を動かすわけではない。これも以前に書いたが、次に国政選挙が行われるのは来年の夏の、それも参院選挙だから、ここで民主党がいかに惨敗しても現政権=民主・社民・国民新の連立政権が衆院を支配している限り、例の2/3条項で国会の、立法の、主導を握り続けることが出来る。

 先の衆院選挙前から分かり切っていたことだ。
 「政権交代」だの「Change」だのの美辞麗句に踊らされていなければ。

 無知無能無方針無定見厚顔無恥不条理不可解不遜不敬不謹慎不思議なコンニャク男、鳩山首相の支持率が低下し、不支持率が上がっていること自体は私にとっては喜ばしい。
 
 だが、そもそも先の衆院選挙で国民が相応の良識を働かせていれば、鳩山政権なんぞ見ずに済んだシロモノだ。不支持率がいかに上がろうと、そのツケは払わねばならないし、まだ払い始め何じゃないかと、私は危惧する。

 如何に、国民。