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 報じられているのは、タイトルの通り、各国の掲げる二酸化炭素排出量「削減」目標数値をCOP15を目前に纏めたもの。
 グラフにしてビジュアル化すると、もっと見やすいのだろうが、そうすると先行記事の通り、中国の目標値が実は2005年度比で二酸化炭素排出量にして約2倍の量を許容していることが明らかになる筈だ。
巧妙な外交-http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/30792039.html

 いかに中国が付けた「国内総生産当たり」という条件が有効=中国にとって都合が良いかと言うことであり、比較する年度も多くの国が1990年度比としているのに対し2005年と15年もズラしている。
 到底積極的な数値目標とは言い難い。

 我が国としては、「「全ての主要国が高度に意欲的な協定に参加すること」と言う条件を満たしていない。」として、鳩山首相が斑上げた「1990年比25%削減」と言う数字を取り下げる、もしくはより有利な条件を引き出す口実たり得るはずだが・・・鳩山首相や岡田外相では、そんなことは望めそうにない。