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報じられているのは、アメリカのテレビCBSが「2007年と2005年にブラジルで起きた停電はサイバー攻撃が原因だった。」と報じているというもの。
>報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」で、「ハッカー」による仕業だとして取り上げられる
そうであり、
>米国に対するサイバー攻撃の脅威を取材する過程で、この事実を突き止めたという。
報じられているのは、アメリカのテレビCBSが「2007年と2005年にブラジルで起きた停電はサイバー攻撃が原因だった。」と報じているというもの。
>報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」で、「ハッカー」による仕業だとして取り上げられる
そうであり、
>米国に対するサイバー攻撃の脅威を取材する過程で、この事実を突き止めたという。
真偽のほどは残念ながら私如きでは判定できない。
「全ては米政府のでっち上げであり、サイバー戦争として戦争の危機を煽っているのだ。」と主張する者があっても、これを完全否定できるだけの根拠もない。
しかしながら、どうやら確からしいいくつかのことはこの報道から言えそうだ。
「全ては米政府のでっち上げであり、サイバー戦争として戦争の危機を煽っているのだ。」と主張する者があっても、これを完全否定できるだけの根拠もない。
しかしながら、どうやら確からしいいくつかのことはこの報道から言えそうだ。
一つは「不用心な、或いは防御レベルが低いネットワークに対するサイバー攻撃は、都市の停電をも引き起こしうる。」と言うことだ。
実際起こったブラジルのエスピリト・サントやリオ・デジャネイロの停電がサイバー攻撃によるものかどうかはそう簡単には判断できないが、サイバー攻撃でこのような停電が起きるかどうかは見当がつく筈であり、米国テレビCBSが「まともなマスコミ」ならば、その程度の検証は行っている筈と考えられるからである。
実際起こったブラジルのエスピリト・サントやリオ・デジャネイロの停電がサイバー攻撃によるものかどうかはそう簡単には判断できないが、サイバー攻撃でこのような停電が起きるかどうかは見当がつく筈であり、米国テレビCBSが「まともなマスコミ」ならば、その程度の検証は行っている筈と考えられるからである。
二つには、そのようなサイバー攻撃による被害(この場合は停電だが)は天災や偶然による事故と識別し難く、身元を明らかにしたくない場合、たとえばテロリストとか、「熱戦」には突入したくないが揺さぶりはかけたい国(北朝鮮なんかその典型だろう)にとってはまことに都合の良い攻撃であると言うこと。
三つには、ここが一番重要なのかも知れないが、IT先進国であり、「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」なんぞを軍事改革の一つの柱としている米国でさえも、かようなサイバー攻撃に対しては脆弱かも知れないと言うことだ。
「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」を標榜している米国だからまだ「脆弱かも知れない。」と言える。
翻って我が国の現状はどうであろうか。
寒心に堪えないとはこの事ではないだろうか。
無論、我が国の防衛体制が寒心に堪えないのは今に始まったことではないし、ここ数年防衛予算削られっぱなしの昨今に於いてはなおさらではあるが
「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」を更に進めた「ネットワーク防衛隊」の設立が必要なのでは無かろうか。
無論、帝国海軍の任務を海上自衛隊(防衛)と海上保安庁(警備)が分担して受け継いだように、この「ネットワーク防衛隊」を自衛隊以外の組織とする考え方もあるだろう。
重要なのは、国防という範囲がサイバースペースに拡大し、祖国防衛という任務が更に多面的なものになってきた、と言う認識であり、「ネットワーク防衛隊」設立を含む広義の防衛費増額を覚悟し支持する事であろう。
三つには、ここが一番重要なのかも知れないが、IT先進国であり、「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」なんぞを軍事改革の一つの柱としている米国でさえも、かようなサイバー攻撃に対しては脆弱かも知れないと言うことだ。
「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」を標榜している米国だからまだ「脆弱かも知れない。」と言える。
翻って我が国の現状はどうであろうか。
寒心に堪えないとはこの事ではないだろうか。
無論、我が国の防衛体制が寒心に堪えないのは今に始まったことではないし、ここ数年防衛予算削られっぱなしの昨今に於いてはなおさらではあるが
「ネットワーク中心戦NCW Network Centric Warfare」を更に進めた「ネットワーク防衛隊」の設立が必要なのでは無かろうか。
無論、帝国海軍の任務を海上自衛隊(防衛)と海上保安庁(警備)が分担して受け継いだように、この「ネットワーク防衛隊」を自衛隊以外の組織とする考え方もあるだろう。
重要なのは、国防という範囲がサイバースペースに拡大し、祖国防衛という任務が更に多面的なものになってきた、と言う認識であり、「ネットワーク防衛隊」設立を含む広義の防衛費増額を覚悟し支持する事であろう。
Parabellum 戦いに備えよ。