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10月1日と言えば東京で言えば都民の日、韓国で言えば韓国国軍の日で、前者は知らず後者では、京城の目抜き通りを韓国国軍がパレードし、その模様をラジオ韓国が録音や実況で伝えるというのが少なくともかつての通例だった。(今でもパレードはあるようだ http://www.afpbb.com/article/politics/2648660/4699510)
一方中国では建国記念日に当たるそうだ。何でも、毛沢東が中華人民共和国の誕生を宣言した日だそうだから。で、その宣言から60年だから、今年は建国60年なのだと。
歴史を遡ると最古の文献でも神話にぶち当たってしまい、建国記念という特定の日は設定できないが、大化の改新から数えても既に1300年以上を数える我が国に比べれば、60年何て高々2世代。昭和天皇一代の統治期間よりも短いのだが、お国自慢は人間の根元的感情でもあり、尚かつ中華思想の本家本元である中国が「建国60周年」を祝うのは理解できるし、まずは「オメデトウ」と言っておこう。
一説には、どんな酷い体制でも三世代保てば相当長持ちするそうである。「酷くない時代」が爺さん婆さんだけの記憶となると大分風化してしまい、革命につながるエネルギーとなりにくいと言うことだろう。
翻って中国共産党の大陸支配は60年、2世代。報道やパレードでも強調するとおり、ICBMはじめとする核兵器・核ミサイルや有人宇宙飛行、或いは「経済的発展」等「自慢の種」を散々強調し、後一世代持たせて長期王朝、なろう事なら永久王朝となりおおせたいのが中国共産党の本音だろう。
「永久王朝」とは、大陸の数多の王朝が夢見て、全て虚しく終わっている、「見果てぬ夢」なのであるが。
10月1日と言えば東京で言えば都民の日、韓国で言えば韓国国軍の日で、前者は知らず後者では、京城の目抜き通りを韓国国軍がパレードし、その模様をラジオ韓国が録音や実況で伝えるというのが少なくともかつての通例だった。(今でもパレードはあるようだ http://www.afpbb.com/article/politics/2648660/4699510)
一方中国では建国記念日に当たるそうだ。何でも、毛沢東が中華人民共和国の誕生を宣言した日だそうだから。で、その宣言から60年だから、今年は建国60年なのだと。
歴史を遡ると最古の文献でも神話にぶち当たってしまい、建国記念という特定の日は設定できないが、大化の改新から数えても既に1300年以上を数える我が国に比べれば、60年何て高々2世代。昭和天皇一代の統治期間よりも短いのだが、お国自慢は人間の根元的感情でもあり、尚かつ中華思想の本家本元である中国が「建国60周年」を祝うのは理解できるし、まずは「オメデトウ」と言っておこう。
一説には、どんな酷い体制でも三世代保てば相当長持ちするそうである。「酷くない時代」が爺さん婆さんだけの記憶となると大分風化してしまい、革命につながるエネルギーとなりにくいと言うことだろう。
翻って中国共産党の大陸支配は60年、2世代。報道やパレードでも強調するとおり、ICBMはじめとする核兵器・核ミサイルや有人宇宙飛行、或いは「経済的発展」等「自慢の種」を散々強調し、後一世代持たせて長期王朝、なろう事なら永久王朝となりおおせたいのが中国共産党の本音だろう。
「永久王朝」とは、大陸の数多の王朝が夢見て、全て虚しく終わっている、「見果てぬ夢」なのであるが。
それは兎も角。
報じられているのはその「中国建国60周年」の記念パレードである。移動式ICBM地を走り、七色と言いたいが五彩色の煙を引く戦闘機編隊は空を覆う。なかなかの壮観だ。北京は相当内陸の都市だから、海軍艦艇の出番がないのは海軍=中国人民解放海軍(PLAN People Liberation Army Navyである。Army Navyって軍隊も珍しいが、Maritime Self Deffence Forceじゃ人のことは言えないか。)にとってお気の毒だが。空母の山車ぐらい、走らせれば良かったのに。(それとも走らせたが、例によってのマスコミ操作で、報じられないだけか?)
分けても私が取り上げたいのは、五彩色の煙たなびかせるジェット戦闘機の編隊飛行だ。
報じられているのはその「中国建国60周年」の記念パレードである。移動式ICBM地を走り、七色と言いたいが五彩色の煙を引く戦闘機編隊は空を覆う。なかなかの壮観だ。北京は相当内陸の都市だから、海軍艦艇の出番がないのは海軍=中国人民解放海軍(PLAN People Liberation Army Navyである。Army Navyって軍隊も珍しいが、Maritime Self Deffence Forceじゃ人のことは言えないか。)にとってお気の毒だが。空母の山車ぐらい、走らせれば良かったのに。(それとも走らせたが、例によってのマスコミ操作で、報じられないだけか?)
分けても私が取り上げたいのは、五彩色の煙たなびかせるジェット戦闘機の編隊飛行だ。
先頭をイリューシンIL-76系列と思しき早期警戒機が勤め、両側に四機づつの戦闘機が編隊を組む。戦闘機は尾翼つきデルタ翼としかわからないから、最新のJ-10ではないし、ロシア開発の新鋭Su-33系でもMig-29系でもない。そのストレートなデルタ翼形状は、Mig-21を思わせるから、その発展型の中国製戦闘機なのだろう。
情報によれば、早期警戒機の方はKJ-2000 AWACS。戦闘機の方はJ-7GBで、八一飛行表演隊がその部隊なのだそうだ。 http://blogs.yahoo.co.jp/kazuya840124/40096165.html
動画で見ると、編隊飛行は結構ヨタっている。
動画で見ると、編隊飛行は結構ヨタっている。
全体の隊形は、二機種混成による昔なつかしV字編隊(航空機による最古の編隊、と言っても第1次大戦だが。)だ。その戦闘機が引く5色の煙は・・・正直なところ相当ヨタっている。当日北京の上空風が強かったのか(それなら一方向にヨタりそうなものだ)、各機の引く乱流の影響か、はたまた飛行経路事態がヨタって(つまりパイロットが下手くそだった)かは判らない。
少なくともこの写真から判ることは、この戦闘機8機+早期警戒機1機による編隊飛行は、直線飛行しかしていないと言うことだ。
軍事パレードなんだからそれで良いと言う考え方もあるし、2機種混合編隊飛行(色つき煙あり)だから充分壮観だと言えないことはない。
但し、私としては読者諸兄に、40年ほど前の日本、季節の頃も同じ10月10日。東京オリンピックの開催会場上空に、美事な五輪の輪を煙で描いて見せた、航空自衛隊曲技飛行隊・ブルーインパルスの事を想起していただきたい。
無論「平和の祭典」オリンピックに於ける我が航空自衛隊による展示飛行と、中国建国60周年を祝う、威圧と誇示を目的とした軍事パレードを同列には置けまい。
だが、ここに示されているパイロットの技量は、明らかに我が方、航空自衛隊ブルーインパルスの方が上だ。
勿論上でなければ困るのである。何しろ我が方は酷く数が少ない。技量を以って物量を制するほか手段がないのだから。田母神前空幕長は更迭されてしまったが、空自はじめとした我が3軍が精強でなければならないことには、何の変わりもないのだ。
頼むぞ、自衛隊。
少なくともこの写真から判ることは、この戦闘機8機+早期警戒機1機による編隊飛行は、直線飛行しかしていないと言うことだ。
軍事パレードなんだからそれで良いと言う考え方もあるし、2機種混合編隊飛行(色つき煙あり)だから充分壮観だと言えないことはない。
但し、私としては読者諸兄に、40年ほど前の日本、季節の頃も同じ10月10日。東京オリンピックの開催会場上空に、美事な五輪の輪を煙で描いて見せた、航空自衛隊曲技飛行隊・ブルーインパルスの事を想起していただきたい。
無論「平和の祭典」オリンピックに於ける我が航空自衛隊による展示飛行と、中国建国60周年を祝う、威圧と誇示を目的とした軍事パレードを同列には置けまい。
だが、ここに示されているパイロットの技量は、明らかに我が方、航空自衛隊ブルーインパルスの方が上だ。
勿論上でなければ困るのである。何しろ我が方は酷く数が少ない。技量を以って物量を制するほか手段がないのだから。田母神前空幕長は更迭されてしまったが、空自はじめとした我が3軍が精強でなければならないことには、何の変わりもないのだ。
頼むぞ、自衛隊。