諸兄ご覧の通り、当ブログは弱小にして、アクセス数からして3桁に行ったことは数えるほどしかなく、通常は30~50/日。下手すると1日一桁なんて事もないではない弱小ぶりだ。アクセスされる方の中には私と同様に、「民主党政権なんてとんでもない。」と考えて居られる方もあろうし、端から日本の参政権を持たない方もあろう。克てて加えて明日はとうとう衆院選挙の投票日。投票締め切りの時間まで数えても、既に30時間程度しか残っていない。
と言うことは、「民主党で300議席」だの「自民党は100議席前後」等と報じられる現状を、今更覆す、なかんずく当ブログの力を以って覆す等と言うことは、正直言ってありそうにない。
と言うことは、「民主党で300議席」だの「自民党は100議席前後」等と報じられる現状を、今更覆す、なかんずく当ブログの力を以って覆す等と言うことは、正直言ってありそうにない。
勿論、マスコミの報道が常に正しいわけではなく、むしろ正しくないことの方が多い。特に朝日やNHKが「民主大勝」と報じるのはむしろ吉兆ではないかと考えたくもなるが、希望することは出来ても、期待することは出来ない。
もし期待できるとするならば、マスコミの報じないところで密かに既に「民主大勝・政権交代」という「風」が止んでいて、自由な市民であるべき国民が自由な精神に目覚め、民主党政権の危うさに気づいていること、であろう。この場合は当ブログが何もしなくても、相応の結果が出る。
だが、それに期待して、希望を託し、泰然自若として居られるほど、私は人間が出来ていない。適わぬまでも恨みの一太刀を浴びせ、一矢を報いたいと考える。
今更遅かろうが、「政権交代」の風を止めるには微力であり過ぎようが、蟷螂の斧だろうがドンキホーテであろうが、私は私の為せることを為すほかない。
喩えそれが、B-29を相手に竹槍を投げつけるようなモノであろうとも。
行くぞ、B公!
もし期待できるとするならば、マスコミの報じないところで密かに既に「民主大勝・政権交代」という「風」が止んでいて、自由な市民であるべき国民が自由な精神に目覚め、民主党政権の危うさに気づいていること、であろう。この場合は当ブログが何もしなくても、相応の結果が出る。
だが、それに期待して、希望を託し、泰然自若として居られるほど、私は人間が出来ていない。適わぬまでも恨みの一太刀を浴びせ、一矢を報いたいと考える。
今更遅かろうが、「政権交代」の風を止めるには微力であり過ぎようが、蟷螂の斧だろうがドンキホーテであろうが、私は私の為せることを為すほかない。
喩えそれが、B-29を相手に竹槍を投げつけるようなモノであろうとも。
行くぞ、B公!
1-1 民主党投票者を予測する
私が民主党政権の危うさ無責任さいい加減さを散々当ブログで糾弾してきたのは隠れもない事実だ。
「確かな野党が必要です」 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21191827.html http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/17433995.html
「続・確かな野党が必要です」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24527645.html
「ブレもしなけりゃ進化もない」のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29192710.html
「党あって国なくば、党利あって国益無し」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29474820.html
が、今日は少しアプローチを変えて、「民主党支持者」と言わぬまでも、「今回民主党に投票しようとしている人」について考えてみよう。
「確かな野党が必要です」 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21191827.html http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/17433995.html
「続・確かな野党が必要です」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24527645.html
「ブレもしなけりゃ進化もない」のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29192710.html
「党あって国なくば、党利あって国益無し」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29474820.html
が、今日は少しアプローチを変えて、「民主党支持者」と言わぬまでも、「今回民主党に投票しようとしている人」について考えてみよう。
今回の衆院選挙で民主党に投票しようとする人達は、大凡以下のように分類されると推測する。あくまでも推測であり、私の現状認識の表明でもある。現状認識は、戦術の第1歩である。
(1)元々の民主党支持者
(2)従来の自民党支持者が、今回は民主党支持に鞍替えした者
(3)無党派層で今回は民主党を支持する者
(4)日本の参政権獲得を狙う在日外国人とそのシンパ
(5)ソマリア沖海賊や「テロとの戦い」のターゲットにされているテロリストとそのシンパ
(6)日本の国威と国力の低下を願う者
(1)元々の民主党支持者
(2)従来の自民党支持者が、今回は民主党支持に鞍替えした者
(3)無党派層で今回は民主党を支持する者
(4)日本の参政権獲得を狙う在日外国人とそのシンパ
(5)ソマリア沖海賊や「テロとの戦い」のターゲットにされているテロリストとそのシンパ
(6)日本の国威と国力の低下を願う者
(1)は説明するまでもあるまい。従来からの民主党支持者の一定数が今回も民主党を時知るというのは大いにあり売る話しだ。日教組のように組織ぐるみ支持母体となっている団体もある。
(2)に属する人が多いとされるから、今回の自民党の「100議席予想」なのであろう。「もはや自民党には愛想が尽きた」から「一度自民党以外に政権を渡して、一寸自民にお灸を据えてやれ」まで、言い換えれば「今後は継続的な民主党支持者」から「反現自民から一時的に民主党支持者」まで、その幅は広そうだが、今回民主党に投票し「300議席」の一翼を担うことは違いがない。
(3)はいわゆる中間層或いは浮動票。特定の支持政党があるわけではないが、今回は民主党に投票しようと言う者。昔で言えば「ノンポリ」と言う奴かも知れない。近年の選挙ではこの層が結構厚く、その取り込みが政局を左右するとさえ言われるから、侮れない。
(4)は在日外国人の参政権付与を、民主党が(マニュフェストには盛り込まず)INDEX2009に盛り込んでいることに期待する層。日本での「住み心地」が良くなるのだから、在日外国人自身が支持するのは未だ判るが、彼等は(未だ)日本の参政権がないので今回の衆院選には影響しない(筈)だ。
が、中には「在日外国人に参政権を与えるのは、日本の大国としての度量だ。」等と珍妙な理屈でこれを実現しようと言う日本の有権者がいるから、こうした人達は民主党に投票するだろう。別に民主党以外の党で在日外国人参政権を掲げている党もあるにはあるのだが、今回一番勝ちそうな民主党に投票しておけば、喩えマニュフェストに書いていなくても「間違いない」と言うわけだ。
(5)前から私が攻撃している民主党の安全保障政策による。一時は「現実路線」とか「進化」とか称して「自民党現役政権から継続」を打ち出していたソマリア沖への海自派遣も、テロとの戦いのために実施されているインド洋上給油も、次回の法改正による期限延長まですら危うくしているのが民主党だ。そうでなくても両者に対し、現状の「参院支配、衆院1/3以下」の議席数で可能な限りの抵抗を見せてくれたのが他ならぬ民主党であるから、今回の衆院選挙投票権がある者は喜んで支持するだろう。一応ソマリア沖については「海保庁なら」等と民主党は行っているが、海保庁の船でソマリアまで行けるのは「きりしま」級ただ1隻で洋上給油能力もなく、「海保庁によるソマリア沖護衛」が大いにその威力を現状より減じる事を、テロリストならご存じだろう。 (6)も民主党の安全保障策に大いに関係するが、ソマリアからもインド洋からも撤退を旨とする以上、日本の国威の低下は、少なくとも一時的には間違いがなく、小沢民主党代表代行がかつて主張していたようにアフガンへの陸上部隊派遣は先ず派遣から展開まで相当の時間がかかり、且つ費用対効果もさることながら、損害対効果と言う点で遙かに大きな負担を日本の防衛力と故国力に強いることになる。
「防衛計画の大綱」さえ1年見送りとの方針が出された「民主党政権」では、防衛力の低下もしくは空白もまた間違いのないところだろう。防衛力の低下もまた、国力の低下だ。
さらには、「調子に乗って」としか思われない二酸化炭素大幅削減策もまた、日本の国力低下に効果的だろう。国威の方は、「上がる」と期待しているのだろうが、私には全く期待できない。
つまり上記(6)に属する民主党投票者にとって、民主党は非常に効果的な投票相手だと言うことだ。
「防衛計画の大綱」さえ1年見送りとの方針が出された「民主党政権」では、防衛力の低下もしくは空白もまた間違いのないところだろう。防衛力の低下もまた、国力の低下だ。
さらには、「調子に乗って」としか思われない二酸化炭素大幅削減策もまた、日本の国力低下に効果的だろう。国威の方は、「上がる」と期待しているのだろうが、私には全く期待できない。
つまり上記(6)に属する民主党投票者にとって、民主党は非常に効果的な投票相手だと言うことだ。
1-2 民主党への投票者にもの申す
1-2-1 (1)民主党支持者にもの申す
先ず上記の(1)民主党支持者にもの申す。貴方達の支持する民主党は、一体国家の安全保障策をどの様に考えて居られるのか。友愛外交さえあれば、安全保障はいらないとでも考えて居られるのか。
インド洋上給油や、ソマリア沖海自派遣。何れも貴方達の支持する民主党は、「憲法違反」とまで断じ、国会審議を止めるという国会議員にあるまじき愚挙まで犯してインド洋上給油の実施を一時中断にまで追い込んだ。であるというのに今回「政権交代」が確実と目されるや「政権を執っていきなり中断はない。」と言いだし、これを鳩山民主党代表自ら「ブレではなく進化だ」とまで嘯いた。これをマスコミは「現実路線への転換」とはやし立てたのも記憶に新しい。
にもかかわらず、その舌の根も乾かぬ内に今度は「延長しても現行法の期限まで。原則中止」と言いだし、さらにはそれすら社民党との「連立政権」の前では危うくなっている。
にもかかわらず、その舌の根も乾かぬ内に今度は「延長しても現行法の期限まで。原則中止」と言いだし、さらにはそれすら社民党との「連立政権」の前では危うくなっている。
これは「退化」もしくは「非現実路線への復帰」ではないのか。
「進化」も「現実路線」も外からの評価に過ぎないと言うのならば(※1)現時点に於いて民主党としては、或いはその支持者としては、ソマリア沖派遣やインド洋上給油を憲法違反と断じるのか否か、確答願いたい。
また「憲法違反」と断じる安全保障策を「進化」して受け入れたり、退化して再び拒否したりする民主党が、政権与党として相応しいとする根拠を示されたい。
孫子の昔から「兵は凶事」。国家の安全保障・国防は国の命運興亡さえ左右する重大事項。かかる重大事項に、民主党内一つまともにまとめられず、3党連立共通公約にいたっては触れることも出来ず、問われれば「政権を執ったら考える」としか答えられない民主党が、「政権与党」に値するというならば(※2)、その根拠はいずこにありや。
「進化」も「現実路線」も外からの評価に過ぎないと言うのならば(※1)現時点に於いて民主党としては、或いはその支持者としては、ソマリア沖派遣やインド洋上給油を憲法違反と断じるのか否か、確答願いたい。
また「憲法違反」と断じる安全保障策を「進化」して受け入れたり、退化して再び拒否したりする民主党が、政権与党として相応しいとする根拠を示されたい。
孫子の昔から「兵は凶事」。国家の安全保障・国防は国の命運興亡さえ左右する重大事項。かかる重大事項に、民主党内一つまともにまとめられず、3党連立共通公約にいたっては触れることも出来ず、問われれば「政権を執ったら考える」としか答えられない民主党が、「政権与党」に値するというならば(※2)、その根拠はいずこにありや。
<注釈>
(※1)先述の通り、「進化」は鳩山民主党代表自らの言葉なのだが。
(※2)だからこそ、政権交代が非常に現実味を帯びている今回も支持するのだろう
(※1)先述の通り、「進化」は鳩山民主党代表自らの言葉なのだが。
(※2)だからこそ、政権交代が非常に現実味を帯びている今回も支持するのだろう
1-2-2 (2)自民党支持で今回は民主党支持に鞍替えした者にもの申す
「君主は何をやっても悪く言われる。」とはキケロの言葉。意味するところは、万民が完全に満足する政策というのは不可能である以上、為政者には「最大多数の最大幸福」を求めるのがせいぜいであり、どんな立派な為政者出会っても不満を持つ者は必ず居り、為政者はその不満=悪口に耐えなければならないと言うことだろう。
勿論神ならぬ身の人の為す事。誤りもあれば遅れもある。
自民党の長期政権や、麻生太郎首相に対しても、私とて完全に満足しているわけではない。
それでも今回の選挙で自民党を支持し、民主党を支持しないのは、「政権交代確実視」されている民主党の政策、特に安全保障政策が皆無に近いからだ。
自民党とて右から左までの大所帯であり、安全保障政策は一枚岩ではない。だが少なくとも、党としての安全保障策をまとめようとしており、それは現在の所、大筋で許容できる範囲に止まっている。
民主党のそれは、党内すらまとまらないし、連立に至っては触れてもいない。なおかつ連立を組む社民党に至っては、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験の際、万一に備えて展開したミサイル防衛部隊を「不要というよりかえって危険」と言わんばかりに追求した党首を頂いている。
そんな党に、政権を与えることが、「自民党政権にお灸を据える」事で済むだろうか。「自民党長期政権に対する不満を表明する。」だけで済むだろうか。
「官僚主導の政治を変える」と言うならば、政治主導を取れるだけの自民党以外の党に変えるべきだろう。国家の安全保障政策一つ、連立予定の3党間で合意すらもできない党に、そんな政治手腕を期待して良いのか。
今一度、頭を冷やされたい。
勿論神ならぬ身の人の為す事。誤りもあれば遅れもある。
自民党の長期政権や、麻生太郎首相に対しても、私とて完全に満足しているわけではない。
それでも今回の選挙で自民党を支持し、民主党を支持しないのは、「政権交代確実視」されている民主党の政策、特に安全保障政策が皆無に近いからだ。
自民党とて右から左までの大所帯であり、安全保障政策は一枚岩ではない。だが少なくとも、党としての安全保障策をまとめようとしており、それは現在の所、大筋で許容できる範囲に止まっている。
民主党のそれは、党内すらまとまらないし、連立に至っては触れてもいない。なおかつ連立を組む社民党に至っては、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験の際、万一に備えて展開したミサイル防衛部隊を「不要というよりかえって危険」と言わんばかりに追求した党首を頂いている。
そんな党に、政権を与えることが、「自民党政権にお灸を据える」事で済むだろうか。「自民党長期政権に対する不満を表明する。」だけで済むだろうか。
「官僚主導の政治を変える」と言うならば、政治主導を取れるだけの自民党以外の党に変えるべきだろう。国家の安全保障政策一つ、連立予定の3党間で合意すらもできない党に、そんな政治手腕を期待して良いのか。
今一度、頭を冷やされたい。