3. 自民党への提言
なにぶんにも金のかかる話ばかりである。「百年に一度の未曾有の経済危機」を迎えている現状では避けて通れれば避けて通りたい話だろう。選挙が近いとなればなおさらだ。「今こそ平和を、防衛費を削減して景気対策を。」とでも言っておけば、少なくとも一部国民の「熱烈な」支持を期待できる。
それでも、かかる提言を纏めた事自体、責任政党=与党としての責任を、自民党が果たしていると言う証拠とはいえよう。その提言そのものに、まだまだ首肯しかねる部分はあるにしても。
無論、そうせざるを得ないような事態、「北朝鮮、2度目の核実験」があったから、とも言える。それは認めよう。
では、自民党以外の党はどうであろうか。
例えば、「政権交代直前」とも目される、民主党はどうか?新たな、より効果的と思われる安全保障策なり、国防策なりを示したか?
なるほど、北朝鮮の核実験を批難する国会決議は「全会一致」で国会を通った。「全会一致」と言う事は、共産党や社民党さえ賛成した決議と言う事だ。言い換えれば、国防上・安全保障上の何の意思表示てもないと言う事だ。
明日は、政権与党になるかもしれない、少なくとも当人たちとその周囲は確実になると考えている、その党が、だ。
私は当ブログの記事で、何度も民主党の批難をしている。
「確かな野党が必要です。」 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/17433995.html
「続・確かな野党が必要です。」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24527645.html
それは、最大野党である民主党が、未だ「確かな野党」=「国家に忠良なる野党」であるとはとても思えないからだ。
今回の北朝鮮核実験に対する自民党の上記提言と、民主党の対応とを引き比べると、なおの事その思いが強くなる。
従って、自民党に提言する。
国家の安全保障策を、次回の選挙の争点とすべきだ。
無論、国家安全保障策以外の争点があっても良い。が、安全保障策を争点として民主党の安全保障策を問うのは、現職与党の権利であり、恐らくは国民に対する義務ですらあるはずだ。勿論、政権与党になろうと言う民主党としては、これに答える義務がある、と、私は思う。
無論、社民党の尻尾を今だ盛大に引きずっている(と、私には見えてしょうがない)民主党が、このような政策論争には「乗ってこない」可能性があることを見越してはいる。
あるいは、かつて村山富市率いる社会党が政権党となるために自衛隊違憲論を放擲して「自民党合憲論」を唱えたように(※1)、「在日米軍は第7艦隊だけあれば良い。」と言う前代表=現代表代理の発言をも吹っ飛ばして、自民党の国防政策に同調するか。(※2)
いずれにせよ民主党の、公約なりマニュフェストなりの、党としての明確な意思表示が、あって然るべしと考えるが、如何だろうか。(※3)
だがしかし、拉致問題や、「宇宙開発」と称する弾道ミサイル実験や、果ては2度にわたる核実験から、朝鮮戦争再開まで公言してはばからない隣国を抱えた状態で、政権与党を巡る選挙に国家安全保障策が争点或いは議論にすらならないとしたら・・・・日本人の「平和ボケ」もここに極まれり(※4)、としか言いようがない。
繰り返しになるが・・・・
自民党は、国家安全保障策を次回選挙の争点とすべきである。
民主党は、その国家安全保障策をつまびらかにし、自民党と議論すべきである。
敵前逃亡は、銃殺である。(※5)
なにぶんにも金のかかる話ばかりである。「百年に一度の未曾有の経済危機」を迎えている現状では避けて通れれば避けて通りたい話だろう。選挙が近いとなればなおさらだ。「今こそ平和を、防衛費を削減して景気対策を。」とでも言っておけば、少なくとも一部国民の「熱烈な」支持を期待できる。
それでも、かかる提言を纏めた事自体、責任政党=与党としての責任を、自民党が果たしていると言う証拠とはいえよう。その提言そのものに、まだまだ首肯しかねる部分はあるにしても。
無論、そうせざるを得ないような事態、「北朝鮮、2度目の核実験」があったから、とも言える。それは認めよう。
では、自民党以外の党はどうであろうか。
例えば、「政権交代直前」とも目される、民主党はどうか?新たな、より効果的と思われる安全保障策なり、国防策なりを示したか?
なるほど、北朝鮮の核実験を批難する国会決議は「全会一致」で国会を通った。「全会一致」と言う事は、共産党や社民党さえ賛成した決議と言う事だ。言い換えれば、国防上・安全保障上の何の意思表示てもないと言う事だ。
明日は、政権与党になるかもしれない、少なくとも当人たちとその周囲は確実になると考えている、その党が、だ。
私は当ブログの記事で、何度も民主党の批難をしている。
「確かな野党が必要です。」 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/17433995.html
「続・確かな野党が必要です。」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24527645.html
それは、最大野党である民主党が、未だ「確かな野党」=「国家に忠良なる野党」であるとはとても思えないからだ。
今回の北朝鮮核実験に対する自民党の上記提言と、民主党の対応とを引き比べると、なおの事その思いが強くなる。
従って、自民党に提言する。
国家の安全保障策を、次回の選挙の争点とすべきだ。
無論、国家安全保障策以外の争点があっても良い。が、安全保障策を争点として民主党の安全保障策を問うのは、現職与党の権利であり、恐らくは国民に対する義務ですらあるはずだ。勿論、政権与党になろうと言う民主党としては、これに答える義務がある、と、私は思う。
無論、社民党の尻尾を今だ盛大に引きずっている(と、私には見えてしょうがない)民主党が、このような政策論争には「乗ってこない」可能性があることを見越してはいる。
あるいは、かつて村山富市率いる社会党が政権党となるために自衛隊違憲論を放擲して「自民党合憲論」を唱えたように(※1)、「在日米軍は第7艦隊だけあれば良い。」と言う前代表=現代表代理の発言をも吹っ飛ばして、自民党の国防政策に同調するか。(※2)
いずれにせよ民主党の、公約なりマニュフェストなりの、党としての明確な意思表示が、あって然るべしと考えるが、如何だろうか。(※3)
だがしかし、拉致問題や、「宇宙開発」と称する弾道ミサイル実験や、果ては2度にわたる核実験から、朝鮮戦争再開まで公言してはばからない隣国を抱えた状態で、政権与党を巡る選挙に国家安全保障策が争点或いは議論にすらならないとしたら・・・・日本人の「平和ボケ」もここに極まれり(※4)、としか言いようがない。
繰り返しになるが・・・・
自民党は、国家安全保障策を次回選挙の争点とすべきである。
民主党は、その国家安全保障策をつまびらかにし、自民党と議論すべきである。
敵前逃亡は、銃殺である。(※5)
<注釈>
(※1)で、野党になったら再び「自衛隊違憲論」を絶叫する元の木阿弥。「村山談話」を出すためだけに、首相になったようなものだな。それだけで充分、大迷惑だが。
(※2)全く信用できないのは、果たして、私だけだろうか。
そりゃ社民党は昔から大嫌いだし、小澤民主党の湾岸給油からガソリン税まであらゆる事を政権奪取のための、ためにする争点としてきた、「国家に対する大不忠野党」ぶりも大嫌いだから、感情が入っていないなどと、言う心算は毛頭無いのだが。
(※3)而して、その「明確な意思表示」がかりにあったとしても、ちっとも信じる気になれないのは、私の偏見だろうか。
(※4)そうである可能性は、恐るべき事だが、絶無とはしない。
(※5)と言う軍法が、現状の自衛隊には、まだ無いのだけれど。
(※1)で、野党になったら再び「自衛隊違憲論」を絶叫する元の木阿弥。「村山談話」を出すためだけに、首相になったようなものだな。それだけで充分、大迷惑だが。
(※2)全く信用できないのは、果たして、私だけだろうか。
そりゃ社民党は昔から大嫌いだし、小澤民主党の湾岸給油からガソリン税まであらゆる事を政権奪取のための、ためにする争点としてきた、「国家に対する大不忠野党」ぶりも大嫌いだから、感情が入っていないなどと、言う心算は毛頭無いのだが。
(※3)而して、その「明確な意思表示」がかりにあったとしても、ちっとも信じる気になれないのは、私の偏見だろうか。
(※4)そうである可能性は、恐るべき事だが、絶無とはしない。
(※5)と言う軍法が、現状の自衛隊には、まだ無いのだけれど。