報じられているのは相変わらずの北朝鮮の強硬姿勢。 にほんブログ村
「オバマ政権発足100日間の政策を検証」した上で、「北朝鮮に対する敵視政策が変わっていないことは明らか」だから「核抑止力を強化していく」のだそうだ。
以前から報じられているところと付き合わせると、「核抑止力を強化」の意味するところは核実験の再開と、「大陸間弾道弾の開発・試験(※1)」であることは明らかだろう。
つまり、今更書いても仕方がないが、中国やロシアの「北朝鮮を追いつめるな」理論(※2)に従い、先月頭の弾道ミサイル発射実験に対する国連としての抗議を、(当初から我が国が主張していた)国連決議ではなく議長声明としたことは全く意味がなかった事を身をもって示してくれているわけだ。
それは兎も角、
その「オバマ政権発足100日間」の間に国連決議に反する(少なくとも我が国と米国はそう主張していた)「人工衛星打ち上げ」(と称する弾道ミサイル発射試験)を強行して置いて、一体どんな「北朝鮮敵視政策の変更」を期待していたのやら。
期待できるとしたら、それは、北朝鮮の弾道ミサイル発射試験が「成功」し、弾道ミサイルと(恐らくはまだごく少数であろう)核弾頭の前に、世界一の核兵器保有国・アメリカ合衆国が膝を屈する事ぐらいだろう。村山富市や河野洋平が合衆国大統領だったら、膝を屈したかも知れないが、長期にわたる選挙戦を勝ち抜いて、アメリカ国民の新任を受けて合衆国大統領に就任したバラク・オバマ氏は、村山富市でも河野洋平でもない。(※3)
自国民一つろくに食わせることもできない無能な独裁者が、おのが政権(※4)の延命・維持を、世界相手の核恫喝だけに賭けるという所業は、フセインもカダフィもヒトラーも為し得なかった事ではあるが、それだけで「強盛大国」に向こう10年ぐらいでなりおおせようとは、図々しいにもほどがあろうというものだ。
「オバマ政権発足100日間の政策を検証」した上で、「北朝鮮に対する敵視政策が変わっていないことは明らか」だから「核抑止力を強化していく」のだそうだ。
以前から報じられているところと付き合わせると、「核抑止力を強化」の意味するところは核実験の再開と、「大陸間弾道弾の開発・試験(※1)」であることは明らかだろう。
つまり、今更書いても仕方がないが、中国やロシアの「北朝鮮を追いつめるな」理論(※2)に従い、先月頭の弾道ミサイル発射実験に対する国連としての抗議を、(当初から我が国が主張していた)国連決議ではなく議長声明としたことは全く意味がなかった事を身をもって示してくれているわけだ。
それは兎も角、
その「オバマ政権発足100日間」の間に国連決議に反する(少なくとも我が国と米国はそう主張していた)「人工衛星打ち上げ」(と称する弾道ミサイル発射試験)を強行して置いて、一体どんな「北朝鮮敵視政策の変更」を期待していたのやら。
期待できるとしたら、それは、北朝鮮の弾道ミサイル発射試験が「成功」し、弾道ミサイルと(恐らくはまだごく少数であろう)核弾頭の前に、世界一の核兵器保有国・アメリカ合衆国が膝を屈する事ぐらいだろう。村山富市や河野洋平が合衆国大統領だったら、膝を屈したかも知れないが、長期にわたる選挙戦を勝ち抜いて、アメリカ国民の新任を受けて合衆国大統領に就任したバラク・オバマ氏は、村山富市でも河野洋平でもない。(※3)
自国民一つろくに食わせることもできない無能な独裁者が、おのが政権(※4)の延命・維持を、世界相手の核恫喝だけに賭けるという所業は、フセインもカダフィもヒトラーも為し得なかった事ではあるが、それだけで「強盛大国」に向こう10年ぐらいでなりおおせようとは、図々しいにもほどがあろうというものだ。
大体「偉大なる民族の太陽」金将軍様が、親子2代にわたってその指導力を発揮してきた結果が、飢えた国民と、疲弊した経済と、あるか無しかの核兵器と、未だ完成には遠い大陸間弾道弾だろう。そのうち後2者を使って前2者を何とかするための方法が、世界相手の核恫喝でしかないような強請の親玉が、仮に政権=権力の維持を確保したとて「強盛大国」に至る道として示せるのは、「世界相手の核恫喝」以外にあるというのだろうか。
「強盛大国」になるまで食料も資金も核恫喝で手に入れようとするならば、日本のように「世界屈指の金持ちで、なおかつ核兵器を持っていない国」と言うのは正に格好の得物。北朝鮮にとっての「天の配剤」であろうな。
さらには、この手が有効であるならば、この世界には無能或いは経済的な不成功で困っている独裁者は掃いて捨てるほどあるのだから、彼ら・彼女らは「北朝鮮モデル」で成功すべく、核兵器と弾道ミサイルの開発に(今以上に)狂奔する事は、まず間違いない。
そんな世界をあなたは望むだろうか?
私は望まない。
そんな世界にしないためには、「北朝鮮モデル」即ち核恫喝による政権維持と「強盛大国」化は、一時的には兎も角、最終的には必ず失敗させなければいけない。
言い換えるならば、
世界相手に核恫喝でエネルギーやら食料やら果ては「政権安定」まで手に入れようと言う北の将軍様を「畳の上では死なさない」必要があるわけだ。
北朝鮮の言う「強盛大国(きょうせいたいこく)」と言うのは誤字であろう。
正しくは「強請大国」と書くべきだろう。
「強盛大国」になるまで食料も資金も核恫喝で手に入れようとするならば、日本のように「世界屈指の金持ちで、なおかつ核兵器を持っていない国」と言うのは正に格好の得物。北朝鮮にとっての「天の配剤」であろうな。
さらには、この手が有効であるならば、この世界には無能或いは経済的な不成功で困っている独裁者は掃いて捨てるほどあるのだから、彼ら・彼女らは「北朝鮮モデル」で成功すべく、核兵器と弾道ミサイルの開発に(今以上に)狂奔する事は、まず間違いない。
そんな世界をあなたは望むだろうか?
私は望まない。
そんな世界にしないためには、「北朝鮮モデル」即ち核恫喝による政権維持と「強盛大国」化は、一時的には兎も角、最終的には必ず失敗させなければいけない。
言い換えるならば、
世界相手に核恫喝でエネルギーやら食料やら果ては「政権安定」まで手に入れようと言う北の将軍様を「畳の上では死なさない」必要があるわけだ。
北朝鮮の言う「強盛大国(きょうせいたいこく)」と言うのは誤字であろう。
正しくは「強請大国」と書くべきだろう。
<注釈>
(※1)ってぇ奴は4月の頭に強行した「人工衛星打ち上げ」と全く何も変わらない筈だ。
北朝鮮の耳の良い人にだけ聞こえるという将軍様を讃える歌とやらが、今度は誰にも聞こえないと言うぐらいが違いだろう。
(※2)ああ、朝日新聞の得意な奴な。全く、朝日の言うとおりにやるとロクな事はないという新たな事例だな。
(※3)それでも、「テロ支援国家指定」は解除しちまったが。
(※4)まあかような独裁者の一般的末路からするならば、失脚即ち政治的のみならず生物的生命の終焉でもあるから、文字通り「必死」なのではあろうが。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
(※1)ってぇ奴は4月の頭に強行した「人工衛星打ち上げ」と全く何も変わらない筈だ。
北朝鮮の耳の良い人にだけ聞こえるという将軍様を讃える歌とやらが、今度は誰にも聞こえないと言うぐらいが違いだろう。
(※2)ああ、朝日新聞の得意な奴な。全く、朝日の言うとおりにやるとロクな事はないという新たな事例だな。
(※3)それでも、「テロ支援国家指定」は解除しちまったが。
(※4)まあかような独裁者の一般的末路からするならば、失脚即ち政治的のみならず生物的生命の終焉でもあるから、文字通り「必死」なのではあろうが。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php