草食男度20%
肉食女と草食男診断(Yahoo!パートナー・Yahoo!縁結び)
 
 何でも、「草食男と肉食女」と言うそうだ。「戦後強くなったものは、靴下と女性。」等と言われたのは随分昔の話だが(女性は兎も角、「靴下が強くなった」と言う点で、相当古い。)その強さがついには男女逆転し、恋愛関係についても今や女性の方が積極的である・・・・らしい。

 「らしい」と甚だ曖昧なのは、私が芸能関係と同じぐらいに恋愛関係に疎いからだ。昔から疎いし、疎くなかった時代はないし、予見しうる未来にわたってこの疎さから脱却する目処もなければ意志もない。
 恋愛小説も恋愛映画も、あえて見ようとか読もうとか言う気が起きないし、恋愛を論じようとか小説なり詩歌なり(それが、和歌のかなりメジャーなテーマであることは承知しつつ)ましてやハウツー本なんかにしようとしている姿を自分で想像しがたいほど「疎い」し、それで別にかまわないと思っている。

 さらには、私は「心理テスト」とか「○○占い」と言った類はそれだけで眉に唾付けたくなるし、「占い」なんてものは気休めやきっかけになるぐらいのことは判るが「未来予測法」と考える可きではないと、以前 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/15047409.html  「星占いで人の運命など判るわけがない」にも記載したとおり。

 それでも「いくつかの質問に答えることから何らかの判定を下す」と言う課程は、「生年月日と対象となる年月日(の惑星の配置)」から結論を出す星占いよりはまだましなように思う。
 
 で、私自身について「 肉食女と草食男診断」をやってみた結果が上記とタイトルの通り。
 
 私は(案の定)今流行(なのか?)の「草食男」ではない、と言う判定らしい。
 「案の定」と言うぐらいだから、ある部分この結果に納得している事は認めないといけない。「草食男度100%」何て判定が出た日には、わざわざこのブログなんかには取り上げなかったろうから。
 
 しかしまあ、恋愛などと言う極めて個人的な精神活動に、流行なんてモノは持ち込まれるべきでないし、持ち込めるモノとは私には思えないのだがね。
 
 映画を見て憧れたからって「映画のような恋」が出来るわけではないし、第一、恋というのは恋と言うだけで、見本や先達や模範解答や(ひょっとすると経験さえも)吹き飛ばす、当人にとって(のみ)の一大事であり、そこに商売だの金儲けだのが介在しようったって、そうは問屋が卸すかよ、と思うのだが。
 
 そりゃ何らかのステレオタイプなり模範解答なり「型」あるいは「ファッション」が、商売の、言い換えれば金儲けのネタになる可能性がある(=と期待される)と言うのは十分理解するのだけれど。