報じられているのは、北朝鮮の「自称人工衛星打上げ」=弾道ミサイル発射に対する日本の警戒システムで「誤報が相次いだ。」と言うもの。
無論、誤報はないに越したことはない。「オオカミ少年」即ち、あまりの誤報の多さに、真の北朝鮮ミサイル発射に際して有効な対応がとれなくなる畏れだって勿論ある。
政府が「北朝鮮のミサイル(「飛翔体」何て微妙な言い回しをしているが、「飛翔体」と言うのは他ならぬミサイルの隠語もしくは専門用語だ)発射」を発表して5分後に取り消したなんてのは確かにみっともない話だ。
だが最悪な事態とは、「発射されたのに警報が出なかった。」或いは「発射され、迎撃すべき目標が出来たが警報が出なかった。」と言う事態である。これは言うまでもなく日本のミサイル防衛の有効性にも係わるゆゆしき問題となる。
その問題の前では、誤警報による空騒ぎなぞ、コップの中の嵐。
誤警報をおそれて、警報を出せなくなるよりは、「誤警報は演習」ぐらい開き直って、あるかも知れない北朝鮮のミサイル発射に備えるべきだろう。
追記:上記事態に対し産経Webhttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/090410/kor0904101314006-n1.htmに依れば、北朝鮮は「この程度の情報力で迎撃か」と嘲っているという。
発射されたのに気づかなければ「情報力の欠如」とは言えようが、「発射したという誤情報」は迎撃の助けにはなっても妨げにはなるまい。
===============================================
【北ミサイル】「この程度の情報力でミサイルを迎撃するのか」 北「労働新聞」
2009.4.10 13:13http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090410/kor0904101314006-n1.htm
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は10日、試験通信衛星「光明星2号」打ち上げの意義を扱った論評で、「電波妨害をはじめ、あらゆる障害の中でも、衛星から発せられる信号は各地ではっきりと観測されている」と指摘した。
論評は、「われわれの衛星を否定しようとする(日米韓などの)卑劣な策動は現在も続いている」と主張。また発射をめぐる日本の誤情報発表について、「この程度の情報力で(北朝鮮の)ミサイルを迎撃するのか、というあざけりを受けざるを得なかった」と批判した。
同日の「労働新聞」は、通常より2面増やした8面で構成、9日に平壌で行われた最高人民会議第12期第1回会議の結果を伝えた。(共同)
、
無論、誤報はないに越したことはない。「オオカミ少年」即ち、あまりの誤報の多さに、真の北朝鮮ミサイル発射に際して有効な対応がとれなくなる畏れだって勿論ある。
政府が「北朝鮮のミサイル(「飛翔体」何て微妙な言い回しをしているが、「飛翔体」と言うのは他ならぬミサイルの隠語もしくは専門用語だ)発射」を発表して5分後に取り消したなんてのは確かにみっともない話だ。
だが最悪な事態とは、「発射されたのに警報が出なかった。」或いは「発射され、迎撃すべき目標が出来たが警報が出なかった。」と言う事態である。これは言うまでもなく日本のミサイル防衛の有効性にも係わるゆゆしき問題となる。
その問題の前では、誤警報による空騒ぎなぞ、コップの中の嵐。
誤警報をおそれて、警報を出せなくなるよりは、「誤警報は演習」ぐらい開き直って、あるかも知れない北朝鮮のミサイル発射に備えるべきだろう。
追記:上記事態に対し産経Webhttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/090410/kor0904101314006-n1.htmに依れば、北朝鮮は「この程度の情報力で迎撃か」と嘲っているという。
発射されたのに気づかなければ「情報力の欠如」とは言えようが、「発射したという誤情報」は迎撃の助けにはなっても妨げにはなるまい。
===============================================
【北ミサイル】「この程度の情報力でミサイルを迎撃するのか」 北「労働新聞」
2009.4.10 13:13http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090410/kor0904101314006-n1.htm
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は10日、試験通信衛星「光明星2号」打ち上げの意義を扱った論評で、「電波妨害をはじめ、あらゆる障害の中でも、衛星から発せられる信号は各地ではっきりと観測されている」と指摘した。
論評は、「われわれの衛星を否定しようとする(日米韓などの)卑劣な策動は現在も続いている」と主張。また発射をめぐる日本の誤情報発表について、「この程度の情報力で(北朝鮮の)ミサイルを迎撃するのか、というあざけりを受けざるを得なかった」と批判した。
同日の「労働新聞」は、通常より2面増やした8面で構成、9日に平壌で行われた最高人民会議第12期第1回会議の結果を伝えた。(共同)
、