報じられているのはソマリア沖の海賊対策に、漸く海上自衛隊「さざなみ」「さみだれ」が出航したというもの。各2機のヘリコプターを随伴しているところは心強いが、補給艦がつかないところがちょっと心許ないところだ。洋上補給を自衛艦ばかりでなく、他国の艦艇にも行えば、より効率的な護衛が実施できるだろう。固定翼哨戒機(今ならばP-3だろうな)の援護がつけばさらに良い。
が、勿論今回のソマリア派遣の問題点は、たった2隻の護衛艦(一般的な呼び方で言えば「駆逐艦」だ。艦種記号のDDも駆逐艦だと言っている。)しか派遣されないことではない。
O 問題は、未だ「日本に関係のある貨物船」しか護衛できない上「正当防衛でしか発砲できない」交戦規定RPE:Rule of Engagementである。
報じられているところでは、正当防衛に限らず威嚇ならぬ威力攻撃を含む発砲を認める法律が審議入りしようとしているそうだが、「確かな野党」ならぬ、ありとあらゆる事を政府与党の解散総選挙に結びつけようと汲々としている民主党が参議院を牛耳っている現状では、同法案が成立するのに60日以上かかることは想像に難くない。
即ち、現行の交戦規定のまま、「さざなみ」「さみだれ」はソマリア沖での通商護衛任務に就かなければならない公算大とおもわれてならない。。少なくとも、一時的には。
我が予想に反し、「自衛隊に海賊に対する武器使用と外国の貨物船の護衛を認める新法」の早成立を祈念する。
交戦規定、作れぇぇぇぇぇぇ!
が、勿論今回のソマリア派遣の問題点は、たった2隻の護衛艦(一般的な呼び方で言えば「駆逐艦」だ。艦種記号のDDも駆逐艦だと言っている。)しか派遣されないことではない。
O 問題は、未だ「日本に関係のある貨物船」しか護衛できない上「正当防衛でしか発砲できない」交戦規定RPE:Rule of Engagementである。
報じられているところでは、正当防衛に限らず威嚇ならぬ威力攻撃を含む発砲を認める法律が審議入りしようとしているそうだが、「確かな野党」ならぬ、ありとあらゆる事を政府与党の解散総選挙に結びつけようと汲々としている民主党が参議院を牛耳っている現状では、同法案が成立するのに60日以上かかることは想像に難くない。
即ち、現行の交戦規定のまま、「さざなみ」「さみだれ」はソマリア沖での通商護衛任務に就かなければならない公算大とおもわれてならない。。少なくとも、一時的には。
我が予想に反し、「自衛隊に海賊に対する武器使用と外国の貨物船の護衛を認める新法」の早成立を祈念する。
交戦規定、作れぇぇぇぇぇぇ!