報じられているのは、アイスランドの捕鯨に対する態度。
 「年間捕獲枠は、ナガスクジラ9頭とミンククジラ40頭と定めていた。」のを「今後5年間にわたって年間捕獲枠を、海洋資源調査研究所(Marine Research Institute)の推奨するナガスクジラ150頭とミンククジラ100-150頭に定めると」言うから、ナガスクジラで16倍以上、ミンク鯨でも2~4倍の大幅捕鯨枠拡大だ。
 「海洋資源調査研究所(Marine Research Institute)の推奨する」と言うことは、これだけ捕っても鯨は減らないと言う一つの目安なのだろうけれど、その枠を、我が日本などが「調査捕鯨」の枠に縛られているのを後目に一国で独占してしまおうとは、いかに金融危機で非道い目にあって居るとは言え、アイスランド、少々虫が良すぎはしないか?

 実際の処、アイスランド以外はろくに捕鯨など出来まい、という読みなのかも知れないが...

 シーシェパードも、グリーンピースも、本当に環境保護をするつもりならば、アイスランドを含む捕鯨枠の調停こそ急務な筈だが・・・まず、無理だろうな。

 彼等は捕鯨の名を借りた反日活動にしか興味がないから。環境が保護されなくても何の痛痒も感じまい。

 アイスランド画素の宣言通りの捕鯨数を実行したならば、他の国の捕鯨数をあわせると「海洋資源調査研究所(Marine Research Institute)の推奨する」数を超え、鯨の数そのものは、減少する公算大だというのに。