信じて貰えるか判らないが、私は個人攻撃は好かない。

 そりゃ神ならぬ身の人でもあり。自慢じゃないが多数派で居ることの方が少ない我が人生に於いて、気に入らない奴やいけ好かない輩は相応の数いたが、陰口叩いて喜んだことは殆どないと断言できる。
 テレビや週刊誌のスキャンダルと言う奴も好かないし、第一、芸能ネタをまず見ないから、女優なりキャスターなり俳優なりスポーツ選手なりが仲が良いだの悪いだの聞いたって門外漢の悲しさでさっぱり興味がわかない。
 
 私が品が良いとか徳がある、とか主張する心算はさらさら無い。当ブログをご覧になっていただければ判るとは思うが、相当手厳しく批判している相手もいる。
 が、まあ、個人的に批判している相手は居ない・・・と思う。
 
 ところが、まあ世の中は広く、人類の多様性は驚くばかりであり、その多様な人類を許容包含してしまう我が国民主主義の偉大なところで(※1)、自称キリスト教徒のjos*u*2j*n200* 様なる御方、http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/12932026.htmlに見られるように、長大な批判的なコメントをされて・・・なおかつさっぱり要領を得ない。
 この方のブログに行くと、コメントよりももっと判らない記事に満ちあふれており、そこにブログ管理者のコメントばかりが生き残っていて(※2)、まあ一種壮観だ。
 
 そう言う方のコメントであるから、「荒らし」であると断じて一切削除すると言うのが、一般的な反応なのではあろうが・・・私はそうしていない。
 
 これは私が心優しく慈悲深い人徳者である、からではなく、端的に言って「馬鹿が馬鹿をさらしているのを見るのが楽しい。」からである。
 
 無論、先述の通り、私は神ならぬ身の人にして定命の者に過ぎず、共産党員でも法王でもないので無謬とも無縁だ。従って「馬鹿をさらしているのはjos様ではなく私の方」と言う事態だってあり得る事は理解して居るつもりだ。
 
 重要なのは、誰が馬鹿をさらしているかではなく、事態を記録することで、誰が馬鹿をさらしたか誰でも後から検証できるようにしておくことではないか、と考える。
 読者諸兄の一座の座興となればそれもまた良し。
 
 ひょっとして我が持論を高めることが出来れば(殆ど期待できないが)それもまた良し。
 
 さて、それでは始めようか。愚昧を敵とした、虚しい戦いを。

<注釈>
(※1)中国とは違うぜ。
(※2)都合の悪いコメントは消されて


1-1 公開質問
 以下の9つの質問は、http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/12932026.htmlに長々とつけられたjos様のコメントに対する私の質問コメント。回答がないので彼のブログに質問に出かけたら、彼(※1)自身のブログに回答らしき者があったので、それもここにコピーしておこう。

<注釈>
(※1)思わず「彼」としてしまったが、ネット上でしか知らないJos様だから、女性という可能性も無いではない。・・・・余り想像したくないが。


1-1-2 Q1(既出) 国民は国防を放棄して国に全面委任するという御説ですね。「統帥権の干犯」と主張して、国防を軍に一任するのと、民主主義の自殺と言う点では何の変わりもありません。Yes or No?

1-1-3 Q2 「自衛隊が十分なレベルにある」と判断するには、自衛隊の防衛力と周辺諸国の攻撃力についての正確な知識が必要である。Yes or No?

A1 こう言うのは考えるまでもないことです。
 今、日本は何処とも戦争状態にない。武力は、パトカーが車庫で眠って居ても良い状態にあるようなものです。不要なのです。だから、演習に必要なだけで良い。これはすべて在庫品で十分だと言うのです。
 そして、其処はこうなります。
【傑作】
「戦闘機 呼ばれなければ 基地にあり 錆び付くほどが 平和なるかな」
ですよ。これはパトカーが110番で呼び出されないのが街の治安が安定していちばん良いのと同じです。あなたはこれをはき違えて士気が劣るなどと異論を唱えてはならない。というのは、軍人の鏡であられた山本五十六元帥より「直ちに任を解く」とお叱りを受けてはならないからです。正解ですね。私のはいつもこういう風に正解です。

1-1-3-1 [Zeroのコメント]
[Zeroのコメント]
どなたか、上記の「回答」を理解できるという方、解説をお願いできないだろうか。何しろ私にはさっぱり判らない。
私の理解では、彼は、「自衛隊が十分なレベルにある」という判断に、何の知識も要らないと主張している。日本が今戦争状態にないから、戦闘機も錆び付かせて良いと主張している。言い換えれば、戦争状態にない国は、軍隊・自衛隊は不要だと。
戦争状態になってから、基地で錆び付いた戦闘機のさびを落とし、パイロットも兵も召集し、銃も倉庫から引っぱり出してグリースを落とし、兵がそれを担いで戦場に馳せ参じれば十分に間に合うと。
成る程、この状態よりは今の自衛隊は遙かに将兵も装備も整備されている。それは判る。
が、上記のような平時の状態を理想として掲げてしまう脳天気さは全然判らない。24時間で60万人を動員できると言われたスゥエーデン軍でも、これじゃ戦争には間に合わない。百戦百敗の必敗体勢を理想とは。
周辺諸国が全部そんな体勢であるというなら未だ話しも判る。今のロシア軍、中国軍、北朝鮮軍が、みんなこの体勢を取っていると、彼は信じているのだろうか。これらの国には、憲法9条でさえないのに。
あまつさえそれを「私のはいつもこういう風に正解です。」と断じてしまう厚かましさ。さすがは一神教徒と言うべきか。

神の御名を誉む可きかな。

1-1-3-2 Q3 「自衛隊が十分なレベルにある」と断じた貴方は、上記の正確な知識を有している。Yes or No?

1-1-3-3 Q4 武器を持っている国も自衛官も、国民の一部である。Yes or No?

1-1-3-4 Q5 「軍民分離の原則や無防備地域宣言」で民間人の安全が保証された例を10挙げて下さい。
(戦争の数はジュネーブ条約成立以来でも10や20じゃ利きませんからそんなものに安全保障を委ねるには、少なくとも戦争の数の半分以上の有効例が必要でしょう。)


[[img(http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php,1,1, )]]