金総書記の写真捏造疑惑、韓国政府は否定－病膏肓に入る？－

　報じられているのは、先にも取り上げた北朝鮮「朝鮮民主主義人民共和国（*1）」の所在不明な国家元首・金総書記の部隊視察時のものとされる写真に対する捏造疑惑を、韓国政府が否定したというもの。
　この写真は本物であると主張し、「金総書記の写真が加工された可能性はきわめて少ない」とコメントし、先に報じられた影の形などの不自然さに対しては、コメントを避けたという。
　
　はて面妖な。
　連続した線が「金総書記」と両隣の人の間だけ切れているとか、影の傾きが両隣に立っている人と違う、と言うのは写真を見れば明らかなこと。そこには一切触れず、そのカラクリも説明せずに、ただ本物だというのは、北朝鮮政府のコメントと変わるところがない。
　
　そこまで北朝鮮に魂を売ったか、韓国政府。
　それとも、何か別の意図があるのだろうか。北の首領様が、健在であられてくれないと、困るような何かが。
　
*1；その昔、某国営放送やらマスコミは、北朝鮮に対しては必ずこの正式名称を付け加えていた。悪い冗談のような話だが、本当だ。