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 こいつは看過すべきでない記事を見落としていました。
 「国産ステルス機」と言うと、先頃モックアップが公開された「心神」の飛行実証機を作る計画が始動したと言う事でしょう。
 背景にF-4EJの後継候補最右翼とされるF-22ラプターをアメリカが売ってくれない、なんて事情もありそうではありますが…
 国産X-Planeによるステルス技術の実証。実に楽しみな所です。無論F-22の向こうを張ろうと思ったら「ステルス技術と空戦性能、並びに超音速巡航性能の同時成立」と言う、未だアメリカしかクリアしていない(ロシアも、欧州も半ば諦めたように思える)高いハードルに挑戦することになりますが…

 「黒船を見て腰を抜かしてから、僅か60年で戦艦大和を建造した国にとって、それぐらいの差が何だというのだ。」(C)佐藤大輔

 私個人としては、「国産ジェット旅客機」MRJなんかより期待してしまいます。

 「戦闘機、造れぇぇぇぇ!」

補足: 少々筆が滑ったので補足しておきます。
 (1)今回試作されるのは実証機であり、いきなり戦闘機が出来上がるわけではない。
   まあ、戦闘機への「発展」は期待したいところですが。
 (2)上記のような日程ですから、今話題のF-4EJ後継機に、国産ステルス戦闘機が
   採用される可能性は、(今のところ)ない。
 
 さらに蛇足を加えるならば、ニュースの写真は、現在の日本の主力戦闘機F-15Jである。
 せめて先日公開された、モックアップの写真を使えば良いのに。
 と言う訳で、モックアップの写真も追加します。正確には全機実大RCS試験模型、でしたね。

http://www.mod.go.jp/trdi/news/0605.html