江崎グリコのプッチンプリンがシステム障害により出荷停止となっているこの話。
なんそれ?って思うけど、ちょっとだけ説明するよ!
この江崎グリコは4/3に旧システムからsap(エスエーピー)という新しいシステムに切り替えて運用していた。
sapってのはドイツにあるソフト会社の名前、そしてその会社が作ったソフトの名前。
これどんなソフトなのかというと…営業が受注を受けます、これだけ生産する材料があります、これだけ作りました、そしてこれだけ売りましたっていうような企業の一連の流れを統括して管理するシステム。
そしてこのソフトは導入するのも保守するのもめちゃくちゃ高額なお金がかかります。
実際に江崎グリコも340億円もの金をかけて導入したみたい。
しかしこのシステム、慣れないと融通が利かない超使いづらいシステム、どこか一ヶ所ダメなところがあると全ての業務が滞り、原因追求して解決するまでにものすごい時間がかかる。
このシステムを使う社内の人達の技術不足によってプッチンプリンは出荷停止になってしまったようだ。
何故この話題を書いたかというと、プッチンプリンが死ぬほど好き🍮
…というわけではなく、実はウチの会社も3月からこの同じシステムを導入して大混乱が生じているからです笑
今まで何十年間もずーっと自社用にカスタマイズされて、みんな使い慣れていたポンコツシステムを使っていたのだが…去年になって突然最新のsapを導入するという話が出た。
江崎グリコの場合は2019年の12月から新システムの導入プロジェクトがあったらしいが、ワイの会社の場合はsapのトレーニングが始まったのが去年の6月から、そして当初は2024年の1月1日から何がなんでもスタートしてくださいと社長は言った。
アホすぎる笑
今だに昭和みたいなことばっかりやってる会社なのに、急にそんな最新のシステム使ってねなんて言われても誰も出来るわけないやんw
実際に12月になっても稼働出来る目処が立たなかったので、結局3ヶ月延期されて3月から運用された。
それでもたったの3ヶ月よ、年単位で少しずつ準備とか変更を進めていくのが普通な気がするけど数ヶ月でなんとかしろとか言ってるこの会社ヤバい。
導入に億単位でお金がかかっているので、一度乗り掛かった船を降りられないのもわかるけど、あまりにも強引すぎて草も生えない。
実際に3月からシステムを運用した結果、電算と現物の在庫数量が全く合わない、システムが止まって出荷出来なくて担当者は徹夜で仕事、営業は客先に謝罪回り…
なにやってんすかwww
上がゴリ押しでやれというばかりに、下っ端がみんな苦労しかしないかなしい世界となった。
まぁでもさ、このソフトがそもそもドイツ製なわけじゃん?
日本人の考え方に合ってない部分もあるんじゃないかな。
中華料理とかは中国の料理を日本人好みに味をアレンジしてるだろ、それと同じで使いやすいように味付けしていかないとね。
あと日本はIT分野が遅れてる感半端ないから、もうちょっと頑張った方がいいと思うよw
あっ、一応プッチンプリンは来月の中旬から販売再開の予定らしいです。
みんな買ってあげような!ワイは焼きプリン派なんだけどな!
おわり。