前々から、見てみたかった茅ヶ崎市にある旧相模川橋脚を見に行ってきました。




相模川のすぐ側だと思っていたら、小出川という川の隣でした。
この橋脚は、関東大震災の際液状化で田んぼの中から現れたそうです。
田んぼの持ち主はさぞやびっくりしたことでしょう。
その後の調べにより、

鎌倉時代の建久9(1198)年に源頼朝の重臣稲毛重成が亡き妻の供養のために架けた橋の橋脚と考証されました。

なんと、吾妻鏡にも記載されている橋なんだそうです。

それにより、大正15(1926)年史跡指定されました。


また、その後の調査にて、橋脚の出現状況により地震によって液状化現象の痕跡が確認された為、関東大震災の地震状況を伝える遺産として、史跡と国の天然記念物にも指定された。液状化現象として、初めての指定でした。


東日本大震災の舞浜辺りの液状化がクローズアップされましたが、地盤の弱い所ではどこにでも起こりうる事象だと示す貴重な遺産だと思います。

発掘状況の写真かど細かく掲示されていて、とても興味深いものでした。





こういった場所こそ、もっと興味感心を深めていくとイザと言うときの心構えも変わってくるのではないかなぁ~と思いました照れ