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 野田市上花輪にやってきました。

上花輪には、上花輪歴史館と言う、キッコーマン創業家の一つ、髙梨家があります。


ここは、千葉県で唯一個人邸宅で、国指定名勝文化財に、なっています。

(名勝=屋敷内全てが文化財である)

邸宅・庭園・蔵・屋敷神全て、見応えある素晴らしいものなのですが、有料驚き

お休みも多いので、HPでの確認が必要です。


邸宅内部まで、拝観するとめちゃくちゃお金がかかるので、今回はパス。


まずは、キッコーマン煉瓦蔵

昔は見学できたみたいだけど、今は外観しか観れないみたい。
煉瓦が美しい。

その向かいにある上花輪観音堂。 
本尊の十一面観音は、毎年8月孟蘭盆会の際ご開帳されるらしい。
ちなみに、ご開帳時、上花輪歴史館は、お休み(8月はお休み)です赤ちゃん泣き

馬主達に信仰されてきたお堂で、馬による醤油運搬が主流だった頃が偲ばれる。

古文書にて、「宝歴4年(1754) 戌12月上花輪村観音堂建立勧地入用覚帳」が残されており、建立は宝歴4年と思われていたが、
平成5年の屋根の改修工事により、宝暦3年(1753)3月建立との棟札が見つかった。

大軒下に馬の絵の鏝絵が見られる



ここの観音堂の面白い所は、漢字で十二支が書かれている事。
正面 巳 ・辰・卯

左側 牛・未・申

裏側 酉・戌・亥

右側 寅・丑・子
なんで、この順番なんでしょう?

観音堂を出てすぐの所に高札場があったそうです。

石仏も面白いものが沢山ありました。

↓明治のもの。 信女と書いてあるのでお墓ですね。
六地蔵が彫られているこの石仏もお墓ですね。
江戸後期~明治。 髙梨一族のものです。

享保のもの。年号は、1つだけ。
童子なので、子供のお墓ですね。 子供が育たないそんな時代であった事が伺えます。

宝歴13年のもの。
お墓が多いですが、あんまりイヤな空気がありませんでした。
綺麗に掃除され、大切にしているので、穢れがあまりないのかも知れません。

野田市の石仏は、豊かな地域だからか、色々特徴的です。

上花輪歴史館の年間スケジュールを見ていると現在も購が続いているものがあるようです。
これからも、伝統と文化を大切に後世まで、伝えてほしいと願います愛