前々から、気になっていた大谷石採掘場跡を探検するツアーに行って来ました。
水が溜まって、地底湖のようになっているところなんかを探検するのです

大谷は、宇都宮市なんですが、別の所に来たみたいに不思議な町。
全盛期ほど、盛んに採掘はされてないけど、使われなかった石が風光明媚な形で残っています。


ちなみに、勝手に入ると、あちこち掘り出した跡があり、今は木が生えてわからないので、とっても危険なんだそうですよ。
ガイドでは、普段立入禁止の所も案内してくれます。
上の穴は掘ったところです。

こちらの穴は、ずいぶん深そうです。ガイドさんが居ないと危ない場所です。

素敵だなぁと思う所は、必ず自分の山に山神様を祀るそうです。
大谷観音の近くには、阿夫利神社さんが祀られていましたが、個人なので、土地神様かも、しれませんね。

上の社を祀っていた元石材店の邸宅です。
この蔵は、大谷石でもっとも高級な部分を使って造られたもので、明治にできたそうです。

門も蔵も、庭石も全部大谷石。
ちなみに、大谷石は、正式には、緑色凝灰岩の一種で、軽石凝灰岩というそうです。
古くは古墳の石室、下野国分寺、宇都宮城、駅のプラットフォームなどに使われていたとか

下野国分寺いったのに、覚えてない

瓦がこれだったような…

プラットフォームだと、古い駅とかにありそうですね。
ツアーは奥に進みます。

戦時中、現スバル(中島製作所)の作業場があったそうです。
明かりが外に漏れないように、穴の奥の方に電灯の跡があります。

ここからは、水があるのでゴムボートで進みます。
行き止まりぽいけど、水の下ではつながってそうです。
詳しい地図もないので、一生懸命スタッフさんが地道にツアーになりそうな場所を探すそうです


細い穴から出て、神秘的な空間へ
午前中だけ、見ることのできる神秘的な景色です。

最後に、記念撮影
今は、コロナの影響か、比較的参加者が少ない
ようです。
興味のある方は、是非行って欲しい
