明治29年(1896)常磐線の開通により、東京からのアクセスが格段に向上した我孫子には、風光明媚な景勝地として、多くの学者・経済人・文人が邸宅・別荘を構える様になりました。

杉村楚人冠記念館も、その一つです。
杉村楚人冠(本名:杉村広太朗)は、明治〜昭和にかけて活躍した国際的ジャーナリストです。
元々は、別荘でしたが、関東大震災後に移住し、亡くなるまでこの地で過ごしたそうです。

入館料300円


企画展「観光案内と地図で見る楚人冠の旅」が開催中でした。
ちなみに企画展は、令和2 年1月13日(月・祝)まで、やっております。

昔の観光案内図とか地図をみて、廃線になった路線を見つけたり、1人テンションが上がってました爆笑

八幡平で、楚人冠が巡遊中に落馬事故で骨を折ってしまい、それを報道された事が切っ掛けで、八幡平に人が沢山くる様になったなど、珍エピソードなどがありましたびっくり

杉村楚人冠邸 全体図
昔は、もっと広かったらしい。近くに、楚人冠公園があるが、そちらも楚人冠所有の敷地だったそうです。
昔のお金持ちは、規模が違いますねニコニコ

楚人冠は、この敷地を「白馬城」と名付けていたそうです。

入口(受付) 母屋

外観 サロン

中は、暖炉があったりこ洒落た雰囲気ですキラキラ
こう言う感じの本棚欲しいなぁラブ


昔のガラスですので、気泡が入ったガラスです
中からだと、こんな感じ。
書斎
物書きのデスクって、感じですよね

茶室

澤の家(楚人冠母堂居宅)


お母さんの住まいだけでも、公団住宅の一室より、全然広いビックリマーク

湧水(走り水)
この邸宅は、池や水路なども湧き水で賄われています。

昔は、離れの風呂も、湧き水で沸かしていたそうですが、現在、離れの風呂は、存在していません。

ちなみに、中央部分の写真が無いのは、展示物が写ってしまう為です。

その以外は、写真okどの事でした。

我孫子市は、こう言った明治〜昭和初期の建物が多く存在します。 
建物保存の為に、入館料は、使われています。
高いかなと思う入館料も、維持費であると考えると安く感じます。

他にも、色々な建築物があるので、またご紹介して行きたいと思います。