前々から、行きたかった近津神社さんの中田植に行って参りました。
近津神社さんは、延喜式内社なのですが、宮司さんが、いらしゃらず、正月とこの中田植でしか、御朱印を頂く事は、できません。

延喜式内社の御朱印が欲しい私としては、是非ともこの機会を逃せないおねがい
なんと、奇跡的に、お休みだったので、大子町まで…。


下野宮の近津神社は、慶雲四年(707)の創建で、旧社名を石都々古和気神社と称しました。
久慈川沿いの上流に位置する、福島県白川郡棚倉町馬場の都々古別神社(上宮・かみのみや)、福島県白川郡棚倉町八槻の八槻都々古別神社(中宮・なかのみや)と合わせて「近津三社」と称されていました。
日本武尊や、坂上田村麻呂に関わる伝承があります。

江戸期の元禄年間に、大子町内に位置する近津神社(上野宮・町付)に二社を分祀しています。

祭神は、面足大神、惶根尊級長津彦大神の三柱です。

ちなみに、大子町は、茨城県ですが、陸奥国になります。

お祭りなので、沢山の方が、来ていました。
とても、落ち着く神社です。
七福神像
こちらが、中田植。
歌に合わせて、植えていきます。
種籾を入れた枡や枡そのものを御神体のようにし、複数の集落が祭祀を引き継いでゆく習慣は、全国的に大変珍しく、この地域の同様の習俗をまとめて「お枡廻しの習俗」として、2009年に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。

帰ってから、上記の事は知ったしだいですが、大変貴重な民俗文化に、触れた事を嬉しく思いますニコニコ

この辺の神社は、軒下が随分と前に出ていますね。
県南の方とは、違う神社の造りも、面白いです。
軒下の彫刻。
顔に見えるんですが…。多分違うと思われます汗
屋根も特徴的ですね。
神紋は、巴紋です。

本殿。
ピンボケしてるガクリ
本殿、随分高くなっていますね。
高床倉庫を思い出しました。
中田植を考えると農耕神のような面も、あるので、そう言う造りなのかもしれません。

拝殿の隣に立派な杉の御神木がありました。
鉾杉といい、伝承の伝わる立派な御神木です。
茨城県の天然記念物第一号ビックリマーク

摂社

天照大神を祀った摂社
こちらに備えた苗を持ち帰り、神棚に備えるそうです。

ダルマとか、恵比寿様の像とか、山の様に置いてあるのが、気になりましたニコ

お祭りなので、豚汁とお餅が振る舞われました。

随分飲んでしまってから、写メガーン
めちゃくちゃ美味しかったのラブラブ

御朱印は、祭祀が終わってから…。
御朱印代 お気持ち
貴重な一枚頂きましたウインク

嬉しいなおんぷ