先日丸4年住んだ家を引っ越しました


ここ数年何度も倒れた祖母の様子をすぐに確認しに行けるのが俺だったのですが今まで住んでいた場所より祖母の家に近くさらに職場にも近くなるのが主な引っ越しの理由です




去年の2月某日


お互いの都合が合わなくなり益々逢うのが難しくなった頃無理をして逢いに来てくれた元カノといた部屋


仕事から帰ってきたら家で部屋を掃除して待っていてくれた



一緒に俺が前日に仕込んでおいたカレーを食べて


一緒にまともに足も伸ばせない狭い風呂に入り


シングルベッドに2人で潜り込み愛し合った部屋




たった一夜が何年も一緒に生活したくらい色濃く思い出を残し多くの幸せを感じさせてくれた部屋




いつか2人で夢見た暮らし


叶わなかった2人の想い



夢が一時の現実になった一夜



まともに友達も呼べないくらい狭い1Kのアパートだったけれど俺にとっては大事な思い出の沢山詰まった部屋



出来れば離れたくなかったけれど結局俺はあの時も今も他人に引かれたレールを走ってる



自由だったあの頃の俺はもういない



けれど今を精一杯生きていく



心半ばに逝った友達の為


失った親友に生き様を残す為


そして何よりも


生きることの幸せと嬉しさを教えてくれた元カノの幸せになった姿を確認するまで




どんなに身がボロボロになっても


どんなに心がすり減っても



どんなに気が狂っても



今を精一杯生きていく