私は大のホンダファンなのだが、どうも最近のホンダ車には
高級感に欠けているのが多い気がする。
もちろんこれは個人的に思うところで、人によっては
そこがいいんじゃないか!といわれるかもしれない。
それはたった1つのパーツなのだが、外見を決めるのに
非常に重要なパーツだ。
ずばりフロントグリル。ホンダマークが入っているシルバーのバー。
フィット 約200万円
ご覧のとおりファミリーエコカーも高級車もどれも
フロントグリルに同じようなバーがついてしまっている。
フィットはまあよしとしよう。オデッセイはなんとかグリルとの
統一感があり、まあこれも許容範囲のうちだろう。
ところが500万オーバーのアコードとレジェンドはどうだろう?
エコカーと同じ形状のバーがついているために
とてもじゃないが500万オーバーに見えないのである。
そのたった1つのバーのために200万は安く見えてしまう。
確かにメルセデスやBMW、アウディのように全車種とも
グリルには統一感があり一発でどこのメーカーなのかわかる。
今まで日本車はグリルを見ても、一昔前ならエンブレムを見ても
どこのメーカーなのかわからないというのが普通だった。
ホンダやマツダにはその統一感がようやく見えてきた感じは
受けるが、フロントグリルは車の顔である。
たった1つのパーツによってシャープに見えたり、野暮ったく見え、
安っぽいのか高級感があるのかも決まるのである。
せっかくボディラインがきれいでもさすがにこのバーはない。