熱い夏 | zeroからはじまる不思議な世界

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こんにちは、ゼロです。


高校野球も準決勝が行われ、日本文理と中京大中京が勝ちあがりましたね。

つまり、この夏・・地方予選から負け知らずの高校は残り二校ということです。

どちらも頑張ってほしいのですが、やはり地元代表中京大中京に優勝旗を掲げてほしいものです。




甲子園には、いろいろなドラマがあります。
今大会にも感動のドラマがたくさんありましたが、一つご紹介をさせていただきます。。


ある高校はこの大会と同時に新型インフルエンザにメンバーがかかってしまいました。


ベスト8をかけた試合
18名のベンチ入り登録メンバーのうち、ベンチにいたのは14名。

ただこの14名はこの試合は絶対に勝ちたい・・いや、勝たなければならなかった・・


なぜならば、ベスト8=9月に行われる新潟国体への参加できるのだ。

今、ベンチにいないメンバーとまた野球をやるために・・・


そして見事勝利を収め、ベスト8入りをした。




次のベスト4をかけた戦い

その試合前にキャプテンが新型インフルエンザのため、ベンチ入りが出来ないことになる。

キャプテンからエースピッチャーへの内線電話。

キ「情けないキャプテンだよ」
エ「そんなこと言うな。おまえがつくったチームだろ。いい笑顔見せてやるからテレビ見てろ」

と二人の球児は強い絆で繋がれていた。

その試合。
エースピッチャーの疲労はピークだった・・・
ただ打たれても、打たれても代わる投手がいない。

そうベンチ入りした13人には三人いた控え投手は残っていなかったからだ。

決定的な2ランを打たれた時、ふと、空を見上げた。



一昨年秋に亡くなった前監督が「おまえの力はここまでか」と言った気がした・・・・


エ「そこから全球まっすぐを投げさせてもらった。自信のある球を全力で投げて打たれたら仕方ないから・・・」


試合には負け、打たれた安打は19本。

しかし、その安打19本は記録とともに、試合に出られなかった仲間を笑顔にしようと、完全燃焼した証でもある。




『一部中日スポーツから引用』


9月の新潟国体では18名メンバー全員、そしてベンチに入れない野球部員全員が笑顔で試合に臨めることを願います。