先週から今週の月曜までロンドンに行ってきました!
(火曜から普通に働いているので、旅行してきたことを忘れてしまうw)
今回の目的は、ロイヤル・アルバートホールで行われる音楽イベント「BBCプロムス」へ行くこと!
3ヶ月くらい長期間で、色々なジャンルの音楽が大きなホールで演奏されるのですが、シーズンの最後は世界の有名オケがやってきます。しかもチケットは5000円前後と通常よりも安く聴けるというめったにないチャンス。
9日はBBCフィルハーモニー、10日と11日はウィーンフィルのステージ、3連チャン。
今回はずっとロンドン、しかもホールに近いホテルに滞在していたので、3日とも歩いていけました。
開演間近になると、サウスケンジントン駅からホールまで、人の流れが・・。
われわれもその波についていくと、見えてきました!
夢のアルバートホール。。円形のとても大きな堂々としたレンガ色のホールです。
ホールの中は、こんな感じ↓
広さは、武道館くらいの広さなのでしょうか?
オペラの劇場のように天井まで閲覧できる席が会場をぐるりと取り囲むのは、圧巻!
しかもアリーナは、なんと立ち見。クラシックを立って聴くというのも、、大変な気がします。その分料金は安いのでしょうけど。。
ホールに若手演奏家の紹介も。
さて、3日間の演目と感想をざっと紹介。
9/9(水) BBC シンフォニーオーケストラ
・メンデルスゾーン 真夏の夜の夢 序曲と間奏曲
・O・リード・トーマス ヴァイオリンコンチェルト
・ベートーベン 交響曲6番「田園」
着いた当日ということもあり時差ボケで。。真ん中のコンチェルトは、現代曲で知らないということもあり、寝てしまいました。(日本時間で朝の6時。徹夜明けのクラシックって初めてですw)
BBCの音色は、思ったよりもクリアに聞こえず。真夏の夜~も、序盤から恐る恐る音を出している感じでちょっと心元無く、息もあわないようでした。
ホールが大きいせいか?とも思ったのですが、翌日のウィーンフィルとの力の差は歴然。。
田園は、テンポよく聞こえてきましたが、メリハリにかけたかな・・と。きびしめコメントですが、私のコンディションが悪かったのかも。
9/10(木) ウイーンフィル
・ハイドン 交響曲98番
・シューベルト 交響曲9番「グレイト」
1年ぶりのウィーンフィル。やっぱり音の粒が揃って、完璧でした!
ハイドンの下手するとつまらなく聞こえるシンフォニーも、メリハリ&テンポ感の展開も絶妙。
シューベルトも良かったですが、古典のほうがウィーンフィルは合っているように聞こえます。
グレイトは、勇ましい堂々とした曲なのですが、骨太の迫力のある音の表現も出来るとは、さすがでした。
9/11(金)ウイーンフィル
・Rストラウス ドン・キホーテ
・ブラームス 交響曲4番
チェロ&バイオリンのソリストは、ウィーンフィルの主席メンバー。
まあ、実力のある方たちなので、わざわざソリスト呼ぶまでもないのでしょうが・・。
若手のチェリストは頑張ってました。まあ、団員だからなのかもですが、自分が引っ張るというわけではなくアンサンブルを楽しんでいる感じ。セルバンテス役のヴィオラが、すばらしい音色でした。
途中、指揮者のズービン・メータ氏が指揮棒を落としたのですが、チェリストがさっと拾って手渡すシーンが。
それからという訳ではないですが、さらにグッと調和が増したように聞こえました。
やっぱりオケはコンビネーションが大事!
ブラ4は、じっくりと円熟味のある演奏。CDで聴いた音よりも、しっかり太い音で聴けて満足。
第4楽章のチョッ早のパッセージも乱れなく演奏するのは、さすが・・
1点、気になったコンマスが女性というのが、意外。(今期試験的に登用されているらしい)
男性至上主義のこのオケが受け入れたというのは、よほどの実力者なのかもしれませんが。
最終日のラストナイトにはいけませんでしたが、十分にも楽しめた今回のプロムス。
次回は、食事&旅行について書きますね。
(火曜から普通に働いているので、旅行してきたことを忘れてしまうw)
今回の目的は、ロイヤル・アルバートホールで行われる音楽イベント「BBCプロムス」へ行くこと!
3ヶ月くらい長期間で、色々なジャンルの音楽が大きなホールで演奏されるのですが、シーズンの最後は世界の有名オケがやってきます。しかもチケットは5000円前後と通常よりも安く聴けるというめったにないチャンス。
9日はBBCフィルハーモニー、10日と11日はウィーンフィルのステージ、3連チャン。
今回はずっとロンドン、しかもホールに近いホテルに滞在していたので、3日とも歩いていけました。
開演間近になると、サウスケンジントン駅からホールまで、人の流れが・・。
われわれもその波についていくと、見えてきました!
夢のアルバートホール。。円形のとても大きな堂々としたレンガ色のホールです。

ホールの中は、こんな感じ↓

広さは、武道館くらいの広さなのでしょうか?
オペラの劇場のように天井まで閲覧できる席が会場をぐるりと取り囲むのは、圧巻!
しかもアリーナは、なんと立ち見。クラシックを立って聴くというのも、、大変な気がします。その分料金は安いのでしょうけど。。

ホールに若手演奏家の紹介も。
さて、3日間の演目と感想をざっと紹介。
9/9(水) BBC シンフォニーオーケストラ
・メンデルスゾーン 真夏の夜の夢 序曲と間奏曲
・O・リード・トーマス ヴァイオリンコンチェルト
・ベートーベン 交響曲6番「田園」
着いた当日ということもあり時差ボケで。。真ん中のコンチェルトは、現代曲で知らないということもあり、寝てしまいました。(日本時間で朝の6時。徹夜明けのクラシックって初めてですw)
BBCの音色は、思ったよりもクリアに聞こえず。真夏の夜~も、序盤から恐る恐る音を出している感じでちょっと心元無く、息もあわないようでした。
ホールが大きいせいか?とも思ったのですが、翌日のウィーンフィルとの力の差は歴然。。
田園は、テンポよく聞こえてきましたが、メリハリにかけたかな・・と。きびしめコメントですが、私のコンディションが悪かったのかも。
9/10(木) ウイーンフィル
・ハイドン 交響曲98番
・シューベルト 交響曲9番「グレイト」
1年ぶりのウィーンフィル。やっぱり音の粒が揃って、完璧でした!
ハイドンの下手するとつまらなく聞こえるシンフォニーも、メリハリ&テンポ感の展開も絶妙。
シューベルトも良かったですが、古典のほうがウィーンフィルは合っているように聞こえます。
グレイトは、勇ましい堂々とした曲なのですが、骨太の迫力のある音の表現も出来るとは、さすがでした。
9/11(金)ウイーンフィル
・Rストラウス ドン・キホーテ
・ブラームス 交響曲4番
チェロ&バイオリンのソリストは、ウィーンフィルの主席メンバー。
まあ、実力のある方たちなので、わざわざソリスト呼ぶまでもないのでしょうが・・。
若手のチェリストは頑張ってました。まあ、団員だからなのかもですが、自分が引っ張るというわけではなくアンサンブルを楽しんでいる感じ。セルバンテス役のヴィオラが、すばらしい音色でした。
途中、指揮者のズービン・メータ氏が指揮棒を落としたのですが、チェリストがさっと拾って手渡すシーンが。
それからという訳ではないですが、さらにグッと調和が増したように聞こえました。
やっぱりオケはコンビネーションが大事!
ブラ4は、じっくりと円熟味のある演奏。CDで聴いた音よりも、しっかり太い音で聴けて満足。
第4楽章のチョッ早のパッセージも乱れなく演奏するのは、さすが・・
1点、気になったコンマスが女性というのが、意外。(今期試験的に登用されているらしい)
男性至上主義のこのオケが受け入れたというのは、よほどの実力者なのかもしれませんが。
最終日のラストナイトにはいけませんでしたが、十分にも楽しめた今回のプロムス。
次回は、食事&旅行について書きますね。