昨日と今日は夜10時からのコンサート2連チャン。
毎年盛況のラ・フォル・ジュルネですが、今年は本当に聞きたかった2つだけに絞りました。
2009年は、バッハ。確かに多作の作曲家ですが、大ホールで聞く曲は書いてません。
昨日は、ネマニャ・ラドロヴィッチのバイオリンコンチェルト1番&2番。
このソリストの演奏を初めて聞きましたが、かなり個性的!
長い細い手足。パーマのかかったロングヘアー。見た目は、ヘビメタやってるほうが似合う感じですが、演奏スタイルは軽快に頭を振り動かし楽しそうにバロックを弾きこなします。
こんなに楽しくバッハを弾く人、初めてみました(笑)
いかめしく荘厳な感じのバッハのイメージをある意味打ち破るこんな若々しいバッハもなかなか、いいじゃん!って感じです。
伴奏担当の室内楽オケも、メリハリしっかりで、ソリストとも息もぴったり。
自分も今、練習しているコンチェルトですが・・(ぜんぜん比較になんないけど)弾く人のスタイルによって自在に変化するのですね。
バッハ、かなり奥深いです。研究したくなりました。
今日、会場で買った本↓
コンチェルト2曲と一緒に、聞いたヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」。
初めて聞いたのですが、映画音楽のようでカッコよかった!
ピアソラのタンゴとも似通って聞こえる哀愁漂う音楽です。
今回は9番だけの演奏でしたが、他の曲もきになる。
さて
今日の夜は、イム・ドンヒョクのピアノ。
ずっと聞きたかった「ゴルドベルグ変奏曲」です。
会場は、普通の会議室の一室で100名くらいの席がピアノを取り巻くかたち。
演奏者と席が2メートルくらいの距離。凄い臨場感です。
(目の前にスタインウェイがどかーんとある感じ)
うわさに聞いていたイム・ドンヒョク。ひょろっとした何処にでもいそうな若者でしたが、演奏を始めると世界が一変。
歌うようなアリアの弾き方は、グレン・グールドを意識しているのでしょうか?時折、低い声が聞こえます。
ペダルをほとんど使わない奏法(バッハの時代には、現代のピアノなんてなかったでしょうから)なのか、鍵盤をガンガンと打ち立てるとピアノの残響がホールに響きすぎにも聞こえましたが、正確な淀みないタッチはさすがです。
解釈もグールドとは違うところもあって、面白かったかも。
どんどん変奏していくメロディに客もぐんぐん吸い込まれ、長い30変奏が1時間弱で終了。
予告が75分もかかると言われていただけに、ちょっと拍子抜け・・。
今日の昼間にも、横浜で知人のピアノ演奏(コンクールの優秀者によるコンサート)にも行ってきました。
これも、どの出演者もレベルが高く、驚くばかり。
車で移動中も、オペラのDVDやitunesの曲をカーステレオで聴いて、この2日間は音楽三昧。
夜のドライブにも、荘厳なバッハの曲はぴったりでした。(Iさん、運転お疲れ様でした!)
ヨーロッパに行かずとも、ここまで音楽が楽しめる日本も悪くないですね。
あとは自分がしっかり練習しなければ・・。汗
毎年盛況のラ・フォル・ジュルネですが、今年は本当に聞きたかった2つだけに絞りました。
2009年は、バッハ。確かに多作の作曲家ですが、大ホールで聞く曲は書いてません。
昨日は、ネマニャ・ラドロヴィッチのバイオリンコンチェルト1番&2番。
このソリストの演奏を初めて聞きましたが、かなり個性的!
長い細い手足。パーマのかかったロングヘアー。見た目は、ヘビメタやってるほうが似合う感じですが、演奏スタイルは軽快に頭を振り動かし楽しそうにバロックを弾きこなします。
こんなに楽しくバッハを弾く人、初めてみました(笑)
いかめしく荘厳な感じのバッハのイメージをある意味打ち破るこんな若々しいバッハもなかなか、いいじゃん!って感じです。
伴奏担当の室内楽オケも、メリハリしっかりで、ソリストとも息もぴったり。
自分も今、練習しているコンチェルトですが・・(ぜんぜん比較になんないけど)弾く人のスタイルによって自在に変化するのですね。
バッハ、かなり奥深いです。研究したくなりました。
今日、会場で買った本↓
- バッハの音符たち―池辺晋一郎の「新バッハ考」/池辺 晋一郎
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
コンチェルト2曲と一緒に、聞いたヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」。
初めて聞いたのですが、映画音楽のようでカッコよかった!
ピアソラのタンゴとも似通って聞こえる哀愁漂う音楽です。
今回は9番だけの演奏でしたが、他の曲もきになる。
さて
今日の夜は、イム・ドンヒョクのピアノ。
ずっと聞きたかった「ゴルドベルグ変奏曲」です。
会場は、普通の会議室の一室で100名くらいの席がピアノを取り巻くかたち。
演奏者と席が2メートルくらいの距離。凄い臨場感です。
(目の前にスタインウェイがどかーんとある感じ)
うわさに聞いていたイム・ドンヒョク。ひょろっとした何処にでもいそうな若者でしたが、演奏を始めると世界が一変。
歌うようなアリアの弾き方は、グレン・グールドを意識しているのでしょうか?時折、低い声が聞こえます。
ペダルをほとんど使わない奏法(バッハの時代には、現代のピアノなんてなかったでしょうから)なのか、鍵盤をガンガンと打ち立てるとピアノの残響がホールに響きすぎにも聞こえましたが、正確な淀みないタッチはさすがです。
解釈もグールドとは違うところもあって、面白かったかも。
どんどん変奏していくメロディに客もぐんぐん吸い込まれ、長い30変奏が1時間弱で終了。
予告が75分もかかると言われていただけに、ちょっと拍子抜け・・。
- バッハ:ゴールドベルク変奏曲/イム・ドンヒョク
- ¥2,500
- Amazon.co.jp
今日の昼間にも、横浜で知人のピアノ演奏(コンクールの優秀者によるコンサート)にも行ってきました。
これも、どの出演者もレベルが高く、驚くばかり。
車で移動中も、オペラのDVDやitunesの曲をカーステレオで聴いて、この2日間は音楽三昧。
夜のドライブにも、荘厳なバッハの曲はぴったりでした。(Iさん、運転お疲れ様でした!)
ヨーロッパに行かずとも、ここまで音楽が楽しめる日本も悪くないですね。
あとは自分がしっかり練習しなければ・・。汗