角川エンタテインメント
マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付)

昨夜は久しぶりに、DVDを借りてきました。
前から気になっていたスカーレット・ヨハンソン主演「マッチポイント」。

マッチポイントは、テニス用語で勝負が決まるラストの得点のことなのですが。
テニスボールが、ネットぎりぎりに当たり、運がよければコートの向こう側に落ち。悪ければ手前に落ちる。
ゲームの勝負も実は「運」次第。人生でも、そういう「運」に、左右され最後まで勝負は分からない・・・ということを、監督ウッディ・アレンはこの作品でほのめかしているようです。
まあ、このタイトルとおり、最後まで(ゲームが決まる瞬間まで)見逃せなかったワケですが。

テニスプレーヤーだった男が、金持ちの女性と結婚し、玉の輿人生まっしぐらというのには飽き足らず、嫁兄の恋人と不倫しちゃったり、最後は殺人まで犯すというとんでもない話なのです。そこで、、彼は捕まるのか、否かというのが、人生の勝負なのか。。(結果は見てからのお楽しみ!)

見所としては、スカーレットヨハンソンの演技。純真無垢な役ではなく、野望をもったすれっからしのヤンキー娘を演じていたのは、意外!本来の彼女に近いんではないのかな?と思うくらい、役にはまっていました。
不倫相手に迫る場面なんか、、「こんなふうに女って変わってしまうのね」とつくづく女の怖さを実感させてくれましたよ。ここまで地に堕ちたような役柄になると、スカーレットといえども魅力半減・・。
(でも、彼女の体つきや唇は、確かに魅力的で、ウッディアレンもはまったというのは、分かる気がします)

自分の人生も、マッチポイント的場面があったのかもしれないな、、とちょっと振り返ったりして。
あんなことをやらかさなければ・・って。そしたら、私も今では「勝ち組」!?
自分の選択は間違っていなかったと思っているのも、実は勝手な思い込みか!?

私にも「玉の輿」人生、転がってこないかな。。なんてぼんやり思っているのが、すでに勝負降りてるのかもしれないですけどね。。えっ