5月はコンサート三昧です。
今週末は、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団のコンサートに行く予定。
曲目は、ブラームスのシンフォニー2番&4番。ブラームスは、ドイツの北地方のハンブルク出身であるからにして、その故郷のオケはどんなブラームスを聴かせてくれるのか、かなり楽しみです音譜

4番は、今年初めに必死に練習したので、ちょっとは頭の片隅に残ってはいますが、2番は一回オケで聞いた程度。(2月の東フィル)・・・でもって、再度曲を確認?のために、CDを購入してみました。

小澤征爾, サイトウ・キネン・オーケストラ, ブラームス
ブラームス : 交響曲 第2番 ニ長調 作品73
2番は、全楽章長調で構成された、穏やかでかつ明るいムードに満ちた牧歌的な曲調といえるのでしょうか?
ブラームス独特の緊張感・哀愁色はやや少なめ、終始どっしりとおちついた曲展開です。重厚な和声や、展開部でのメロディラインは、聞いていて「ああ、これぞブラームス!」と思わずにはいられません。

このCDには3番も収録されています。小澤さん指揮の明快なサイトウキネンの演奏は、私の持っていたスピーディ且つ厳粛なカラヤン指揮ベルリンフィルのものとは随分違った印象を受けました。指揮者が違うと、ここまで変わる・・面白いです。