※前の記事の続きです・・
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「ビフォア サンセット」(2004年)
恋人との再会、夕暮れまでの85分、私たちが交わした1000の言葉と、ただひとつの知りたいこと。9年前の恋の結末。忘れられない人がいる、すべての人のための85分。
(作品説明文より)
誰にでも、忘れられない人がいて、その人と再会できたら。。という願いは持っているのではないでしょうか?
そして、なぜ別れてしまったのだろう・・という過ちにも気づき、そして会ったら何を言おうと。。
また、やり直せるとは決して思わないけれど。
自分たちの心の中で、消化できていない「わだかまり」を解消できたなら・・
そんないろんな思いを重ねて、この作品を私は観てしまいました。笑
パリで、ジェシーとセリーヌは、9年後偶然に再会します。
なんと、ジェシーは売れっ子の作家で、自分の本(まさに、2人の出会いをテーマにした本を上梓!)のPRにパリの本屋に来ていたのでした。んで、その本屋がセリーヌの行きつけの店だったという設定で。
9年後の2人は、自分たちの変化をお互い確認し、最後は自分が好きになった恋人は素敵に成長していて良かったと納得したのではと思いました。
(イーサン・ホークは、ちょっと皺が増えておじさん臭くなりましたが、J・デルピーはキュートなままでよりキレイになったのでは)
今回の作品ストーリーの9年後という設定もそうですが、ジェシーがアメリカに旅たつまでの85分という時間は映画の上映時間にもなっています。
より2人の間の「時の流れ」がとても自然に感じられて、まるで2人のリアルな人間の人生を見ているようでした。
私ももし、過去に好きだった人に再会したなら、、、「あ~苦労してるんだなあ・・」とだけは思われたくないですね。
素敵に年を重ねていけるよう、、努力していきます。