ヨーヨー・マ, ドヴォルザーク
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲


日曜日は、サントリーホールにヨーヨー・マのコンサートを聞きに出かけました。
A席で、19,000円・・・高い!S席は、2万以上したので、妥協してA席にしたのですが。。
今回は、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団との海外オケとの共演だし、まあ、世界的なチェリストなので、妥当なのかもしれません。

演奏曲は、
・ドヴォルザーク チェロ協奏曲
・シューマン 交響曲 2番

会場は、ほぼ満員でした。
一曲目、早速ヨーヨー・マ登場!
盛大な拍手。。席が遠いので、顔の表情は分かりませんが満面の笑みだったのでは、と思われます。笑

オケの勢いのある演奏が始まり、ヨーヨー・マの演奏が始まるやいなや、周りの空気が変わったような気がしました。透明感のある音色で、彼の音は聞いてる人の心をガッシリと捉えます。不思議です。周りの観客も一音でも逃さないというような、緊張感で聞いている雰囲気が分かります。
ドヴォルザークのチェロコンチェルトは、カナリ難曲のようですが、いとも簡単に彼は弾き切りしかも指揮者のように、オケの流れを引っ張るかのような弓の振りでした。
最後の楽章まで、緊張は途切れず、あっという間に終了。とにかく圧巻です。
アンコールの拍手はやまず、1曲彼は弾いてくれました。(曲名は残念ながら分からず)

休憩後のシューマンのシンフォニーも良かったのですが、やはり前半のヨーヨー・マの存在感には薄まった気が否めません。シューマン自体、なじみが薄かったのもあります。
とにかく、弦(特にバイオリン)のパッセージがとても忙しく動いて、これもなかなか弦楽奏者には手ごわい曲なのではないでしょうか?
コンミスが、リズムに合わせて激しく頭を揺らしているイメージが、なかなか印象的。(金髪ロング)

とにかく、ヨーヨー・マは、良かった!
なかなかオケとの共演を見ることが少ない機会だけに、今回はとてもラッキーだったようです。