会社の招待で、コンサートに行ってきました。
演奏は、ドイツの自動車部品メーカー「ボッシュ」のオーケストラ。しかも本社の現役社員たち、オールドイツ人です。当たり前だけど・・

観客も、外国人が多くて、会場はまるで外国のコンサートに来ているようでした。ドイツ語&英語がロビーで飛び交っていました。なかには、かっこいい金髪のお兄さんが居て。目の保養になります。ww

曲目は、
・ワーグナー ニュルンベルグのマイスタージンガー
・グリーグ ピアノコンチェルト
・ブラームス 交響曲1番

とメジャー曲そろいで、親しみやすい。

演奏は、ドイツ人らしくキッチリ・カチッとした感じ。しかも、アマチュアなのに相当上手い!
コンミスとチェロのトップが、女性というのも、頼もしかった。すらっとしたコンミスさんの、ボーイングがキビキビしていて、かっこよかったですわ。

特に驚いたのは・・ピアニスト。彼は、実際に研究所で最新技術を開発しているエンジニアさんだとか・・すごい!ピアノが弾けるエンジニアなんて!
時々、高音やピアニッシモが聞き取りにくいな、と残念に思ったのは、やっぱりアマチュアなのからかな。
プロなら、しっかりキーを響かせているはずだから。
でもピアノのコンチェルトのフレーズ「タタタ~ン♪ タタタ~ン♪ タタタ~ン♪・・・」の力強いタッチが、なかなか良かったかも。

最後のブラームスは、みんな慣れているのか、堂々としていました。さすが、自国の曲ならでは。
ドイツ人気質、しっかり受け継がれているのでしょうね。

外国のオケをみて、いつも思うんだけど。。クラシック音楽は、外国人が演奏すると日本人とは趣きが違う感じがする。ルックスもそうなんだけど、自分たちの表現方法をちゃんと得ているようだし、弾き方も人それぞれ。凄く横に揺れている人も居て・・形としてはまとまってはいないようなんだけど、個が主張しあって全体としては、ひとつの音になっている。日本人は、個性がなくてただ、整然としている雰囲気。
それって国民性なのかな?

アマチュアだと思って、あまり期待をしないで行ったのだが、結果としては凄く勉強になってよかった!
私も、海外であんな人たちと一緒に演奏をしたいもんです・・・。