- 篠崎 史紀
- ルフトパウゼ―ウィーンの風に吹かれて
彼の子供時代~ウィーンに留学した経緯やオーケストラやコンマスのあるべき姿。偉大な音楽家たちのエピソードなど、とても分かりやすく書かれている。
音楽の理論などよりも、演奏家が感じている文章は素直に頭に入ってくる。不思議。
作者の父親が音楽教室を運営していることもあり、1歳半でヴァイオリンを持ったという。小さい頃でも、誰かが聞いてないと、ヴァイオリンを弾きはじめなかったとか。既に、プロ音楽家魂を持っていたのでしょうね。ウラヤマシイ。。
マロさんは、様式にこだわらず、クラシック音楽をもっと自由に楽しんでと提案している。若いときに自分から海外に飛び出したこともあり、テクニックに偏ることなく、世界の素晴らしい音楽家たちと触れ合って、如何に自分の思いを音楽に乗せて伝えることに邁進してきている。
N響というと、日本一演奏能力が高い楽団で厳しい感じがしていた。が、最近の指揮者がデュトワ、アシュケナージと変わってきたことで、より繊細で個性的な音が出せるオケに変わってきたということだ。
メンバーも、時々若い方や女性などが増えてきて、バリエーション豊かになってきているのも、マロさんの貢献があるのかもしれない。
まずは、音楽とくにオケをやっている方には、是非読んでもらいたい本です!