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東京タワー プレミアム・エディション

以前に、サントラの紹介をしたが、今回は作品のレビューを。


主演が黒木瞳と岡田准一。原作が 江國香織 ・・といえば、喜ぶ女性は多いでしょう。この映画が封切られたときは、「いかにも」的な展開が予想できたので、あえて劇場には足を運ばなかったのです。


実際、DVDを借りてみて、悪くなかったというのが、正直な感想。

黒木瞳の「私は、イイ女」と主張する演技は、鼻につき過ぎるが(もう、ここまで行くといいでしょうという気になる)、周りをかためた俳優・女優陣たちががんばってます。

「嵐」の 松本 潤や寺島しのぶが演じるチョイ悪の大学生と人妻ペアは、男女の愛憎の極地を嫌らしくなるギリギリの手前で演じているし、岸谷五郎(売れっ子CMプランナーという配役)も「北の国から」に引き続き、妻には愛されていないが、執念深~いダンナ役にはまっています。。


この映画のストーリーは「年齢の差を越えた『純愛』」なんでしょうけど、やっぱりこれは映像というか虚構の世界だから美しくも感動するもの。実際はイイ年をしたおばさんが20歳も年下の学生のトコロに、家庭も仕事も捨てて身一つで押しかけてしまっては、その先のリアルな現実を想像するとちょっとキビシーなあ。。

小説や映画だから、キレイに描けてるのかもしれない。でも、 江國香織 ならそういう世界にも夢を持たせてしまうんですよね・・


とまあ、色々批判したくなる気持ちはありますが、たまには現実逃避ということで素敵な男の子との恋愛を「夢」としてみるのもよいのかもしれません。

後ろに流れる、溝口肇さんの音楽がとてもマッチして素敵でした。マル。