最近買ったCD。
ピアソラのライブシリーズを2枚ほど。
「ピアソラの至宝」シリーズ 。
1枚が、「アディオス・ノニーノ」。リベルタンゴ、アディオス~などメジャーな曲が一そろいのモノ。
もう一つが「タンゴの歴史」。タンゴの盛り上がって行く様を4つの曲で、表現する一大叙事詩。
・・テンションが低い朝、これをipodで聴き戦闘モードへ。
かなりキケン人物かもしれません。笑
YO-YO-MAが、サントリーのCMで弾いた「リベルタンゴ」で一気に知られるようになったピアソラ。
YO-YO-MAがねっとりと情緒的な弾き方をしているのに比べ、 ピアソラの「リベルタンゴ」を聴くと、実に淡々と早いテンポでの展開には意表を衝かれました。ブックレットの解説によると、ピアソラはこの曲自体が好きではなかったようです。タイトルは自由(LIBERATA)とタンゴ(TANGO)を組み合わせた造語で、ピアソラがブエノスアイレスからヨーロッパに活動拠点を移した年に作られた曲。沸々と演奏をするメンバーの静かな闘志が感じられたのは気のせいでしょうか?
タンゴは、なんとなく聴いていて「カッコいい」と感じるだけで詳しいところはよく分かっていないのですが、泣きのメロディー(短調から長調に転調するところ)は、歌謡曲に相当するサビのよう。絵的にはくらーい空が一瞬見せる晴れ間のようで、そこを聞くと微かな希望のようなものを感じるんですよね。でも結局はその晴れ間は、また闇に消されてしまう・・短調に戻るわけなんですが、そういう日常的「鬱」のような国民性が、アルゼンチン人にはあるような気がしてなりません。
(超あっけらかーんとしているブラジル人と対照的に、アルゼンチン人はとても悲観的だといわれているそうですが。。本当なんでしょうか?)
この2枚、どちらも生ライブの収録盤。客の反応が盛り上がってくると同時に演奏するメンバーの熱もこもってくるのが感じられますね。タンゴは、やっぱり「血沸き、肉踊る」という表現がピッタリです。
・・ここぞというときに、一曲いかかでしょうか?