日曜日、なんとかアンサンブルのコンサートが終了しましたー。
ブリテンは、タイミングもズレずによかったけど、カルテットが・・。緊張しました。。
もうちょっと今度はゆっくり余裕を持って演奏したいもんです。
(舞台で、緊張せずに堂々と弾けるようになるには、何回こなせばいいんでしょうか?)


で、今日は、
最近買ったDVDのご紹介でもということで、

バップ
溝口肇 グローリア・チャペル・コンサート
「世界の車窓から」のテーマ曲でも有名な、溝口肇。
毎年、品川のグローリアチャペルにて、「クリスマスコンサート」を開催しています。
教会の、静まり返った荘厳な雰囲気で聴くチェロの音色・・イイですね。
後ろにはピアノのみ。

amazonレビューにもありましたが、彼は微笑みながら演奏します。
曲の中にすっかり溶け込んでいるようで、聴いているほうもウットリです。
オリジナル曲が多いですが、TVやCMでよく聴く曲もありクラシック好きでなくても楽しめるアーティストでしょう。

今年は実際に教会へ聞きに行ってみようかと企んでおります。

キングレコード
望郷のバラード~天満敦子 in 葉山2004~
浪花節のバイオリニスト?天満敦子さんのDVD。
こちらは、ホールでの堂々とした弾きっぷり。
バイオリンをわしっとつかんで、ソレッと躊躇せずに弾く姿は思わず圧倒されます。
(日本のおっかさんを彷彿とさせられます)

彼女は、ルーマニアの作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」を広めたことで有名なのですが、私はバッハの無伴奏(シャコンヌ)の方が好きです。他の有名なバイオリニストの奏法に比較すると、豪快かつ繊細と明暗がはっきりしている曲調。あと、気のせいか曲の盛り上がりが、「泣き」のようなメロディに感じられるんです。(よく演歌のようだと形容されるのは、そのせいなんでしょうか?)
そういうところが、日本人の感覚にあうのですかね。。彼女のコンサートには、5、60くらいのオバ様だちが、わんさかと集まってきて、天満さんに「みにきたよ~!」と気軽に声をかけていく。
まさに「庶民的」。クラシックの演奏家にしては珍しく、気さくな方のようです。

DVDでは、なぜだか?筑紫哲也との対談が入ってます。彼女の音楽だけでなく「人生観」「人間力」なりもを表現している作品なのかもしれないです。