昨日は、練習三昧。午前中は練馬で個人レッスン、午後は川崎でアンサンブル。車で移動をしようと思ったら、財布を家に置き忘れたことに気づき、昼に一旦戻って出直すことに。。
最近、財布を持たずにサザエさん♪のようなことをやらかすので、ホント自分が嫌になります。早くもキちゃってる?!

アンサンブルの場所は、ミューザ川崎。去年OPENしたばかりの綺麗なホールです。
駅に直結していて、とても便利な所でした!
池袋の芸術劇場、文京シビックといろいろ回ってきたが、やはり出来立てホヤホヤのクリーンな所は気持ちがいいですね。(なぜかホールに季節はずれのクリスマスツリーが堂々とあるのが、不思議です。。)

さてさて、練習開始・・と。2ヶ月休んでいたうちに、チェロメンバーは、友人を除いてチェンジ。女性が3人になっていたのです。やや華やかになったかな。
そしてバイオリンが4人とビオラが1人。いつものように、少ないメンバー・・・。
(ビオラもおば様が2人居たのに、抜けていた。泣)

今回の指導の先生は、またもやニューフェイス。チェロの福島先生。とても小柄で、親しみやすい雰囲気。(一瞬、事務局の人かと思いました。。。すみません)

挨拶も早々に、まずは「バッハ(農民カンタータ)を弾いてください。」といわれて、みんなおずおずと弾き出す。。毎回教える先生が変わるので、指導も勿論コロコロ変わる。メンバーも臨機応変に対応しないといけないから、結構大変だったりするんだな。。しかもこの農民カンタータは、アンダンテ・アダージョ・プレストと速度が極端に変わるので、速さをみんなであわせるのが一苦労。

色々指導をしてもらったのだが、先生の話の中で、タメになるものがあった。

その1【人間には、いろいろな速度の違いを正確に認識するのが難しい】
大体、身体の中に覚えこませられるのは、3種類が限度。(※アマチュアの場合。指揮者には、きちんとできる人も居る。それが商売か、指揮者は。)
で、どうやって凡人はマスターするかというと、脈拍♪=80くらいを基準に早いか遅いかを認識して、早さを覚えこませると良い。

その2【CDで聞いたように、演奏するのは不可能に近い】
自分ではその気で演奏していても、まったく他人には別物のように聞こえている。
当たり前のことなのだが、「楽器を演奏する」と「耳で聞く」ということは別々の感覚を使っているので、人間はコンピュータのようにまったく同様に再現するのは不可能だということだ。
自分の演奏を録音して、後で聞いてみるとまったく違う(というかヒドイ)と思うことが多々あるのは、まさにそういうことなんだろうな。と。

昨日の練習は、人数が少ないのでほぼ個人練習のように。私のパート(第2)とビオラの中音が弱いとひたすら注意を受けて、かなり困った。もう一人のバイオリンのおじさんが全然音を出さないから、私の音ばかり目だつ・・・。う~。

ま、でも先生がわかりやすく、解説をしながら指導をしてくれていい意味で前進できたな、と実感。今まで、感覚でしか教えない先生もいたけれど、今回の先生はとても、すばらしかった。
やっぱり音楽でも、なんでも「教えてくれる」人の技量って大事!