ちょうど今、MTVのU2特集を見ながら、このBLOGを書いてます。
私の一番U2で好きな曲は、Where the streets has No name. 有名な『THE JOSHUA TREE』というアルバム(1987)の中の1作。
U2のどの曲にもいえることだが、いつ聞いても色あせないカッコよさ、斬新さが飛び切りあるんじゃないか、この曲は。
1分以上もあるギターDコードのアルペジオのイントロ、ヒートアップしてきたころにBONOの力強いボーカルが重なる・・
ライブだと、観客はボルテージ最高潮というところでしょう。おそらく。

このビデオ、ロスのミリオンダラーホテルの屋上で撮影をされています。(BONOはちょっと前にヴィム・ベンダースと「ミリオンダラー・ホテル」という映画を撮ったのですが、おんなじ場所です。彼はこの場所に非常に思い入れがある?)
U2が公的な場所で野外ライブをすると、当然一般の人たちはわんさと集まってくるわけで、そこで道路は交通渋滞、困り果てた警官がU2のメンバーに警告。
ライブを中断、機材を撤収させるというエンディングなのだが、ドキュメンタリーとして撮ったものをPVにするとは、さすがです。

このタイトル(通りに名前がないところ)の由来は、アフリカのエチオピア(昔BONOがLIVEAIDの仕事で訪れた場所)やアイルランドの通りが全て数字になっていたところからついているといわれている。当時のアイルランドは宗教上の対立・貧富の差などから名前が定まっていなかったそうだ。BONOはその状態を悲観することではなく、むしろ束縛されない自由な場所という意味でとったのではないか?

最近IpodでU2コラボなるものが発売された。ちょっとほしいけど、やっぱ高い。
黒に赤のダイアル、お洒落です。


iPod U2 Special Edition