久々にDVDをレンタルで借りた。見終わった後、これはぜひ映画館の大スクリーンで観れば、もっと自然の恐怖を感じて圧倒されたかも、と思った。
ストーリーでは、世界のあちこちで異常気象(インドで雪が降ったり、東京でヒョウが振ったりと)が起こり、3つの巨大なハリケーンが地球の大陸を覆いつくしていく。アメリカでもロスやNYが津波や吹雪で街が崩壊し、国の大半の人々が犠牲になる・・と、なんだか背筋が薄ら寒く感じる話だ。最近、日本でも頻発におきている台風や今年の夏の異常な暑さなど、実際自分の身の回りでおきていることと、そう大して違いはない。近い将来、映画のフィクションがノンフィクションに変わることも、あるのでは??そう、この作品は私たちに警告をしているようだ。
映画の最後のシーン。アメリカの大統領が、「資源は無限にあるものではない。アメリカは“途上国"(メキシコ)に今となっては援助されている。深く彼らに感謝したい」とアメリカのあり方(エネルギーの大量消費)を深く反省している姿で終わる。巨大な力を持つ国でも、自然の力には到底勝つことは出来ないのである。
日本は、一体どうなるのか?たぶんメッセージを発することもなく、消滅して終わりかもしれないな。