ちょっと休憩… | 音鬼行く末ブログ

音鬼行く末ブログ

音世界に身を投じ
鬼と化した男の話。

★TETSUYA STUDIO★-100613_1509~01.jpg


いつもの店に
京都駅の土産を持って行った。

少し居ると
お客さんで溢れる。

そんな中親父さんが

てっちゃ~ん

ちょっとこっちおいで~

と席に呼ばれた。


実は親父さんは映画会の知る人ぞ知る職人。


詳細は教えな~い。

嫌やったらアカンしね。


そんな親父さんに呼ばれた席に
年配の方がふたり。


リリィ&洋士さん。


音楽に女優にと活躍されているリリィさんと
ギターボーカリストの洋士さん
超ベテランミュージシャンであらせられまくりでござるにんにん。



敬語緊張。



俺自身ロック畑の若造なんで
名前でしか存じ上げてござらんやったが

そんなことを誰も気にしようともせず
仲間に入れてくれた。


洋士さんと親父さんの押しつけの無い音楽バカ話は
肩肘張らず楽しく
その席は何とも言えない優しい空気に包まれていた。
自然と話す音楽の話の中で
親父さんが俺のPVまで映して紹介してくれた。

店内中で拍手が起こり
だいぶこっぱずかしかったが…



それからなんでやろ…



気付けば俺が普段人に話さないことまで話ていた。

目を真っ直ぐ見て聞いてくれた。

会話の中でリリィさんに


ボーカルをすればいいよと言われた。



嬉しかった。



俺の歌を知らない
声しか知らない人が歌うことを勧めてくれた。


単純に歌うまいねと誉められるのとは違う


自分の世界を出していいんだよと

言われた気がした。

あなたには出来ると
言ってくれた気がした。


そんな豊かな空気を持ったふたり。



けどリリィさんは言った。



私だってこの先に怯えてるわよ。

いつまで歌えるか分からないこの先に…



一瞬胸が締め付けられた。



帰られるときに
頑張りますと握手をした。


お互いにねと笑ってくれた。


ずっと同じ目線で話てくれた先輩方との空気が


今もまだ俺を包む。