縄文人の精神宇宙
温暖化どころか、縄文海進期
いまよりも海が内陸まである。
近頃も騒がれている海水面が高い
時代がありました。
永く続く亜熱帯のような気候。
縄文時代の遺跡が大量出土する場所は、現代の気温が
低い地域に多数あります。
そうですね真脇など能登半島の北部にもありました。
三内丸山など巨大な遺跡など見ますと青森県ですね。
当時の気候分布が異なるからなのです。
長野など山岳で標高のがある地域にも多数出土します。
それも短い寒冷期に移行し、いままでのような日本の気候に。
自然界も変化し食物も減少するなど出産にまで影響が及び始め
晩期の地層から子供の遺骸が多数見つかります。
もちろん北海道にも遺跡があり、緩やかな温暖さに恵まれ
ながら大陸と隔絶された列島での独自文化として営まれていた
痕跡が多く見つかります。
大昔の日本って温暖なんですね。
氷河期移行の縄文時代の最盛期は暑かった。
長らく穏やかな四季を彩る和みのサイクルを得ていた日本列島。
令和の気象条件から鑑みて、疑似亜熱帯性気候と称すればいいような気候変動に見舞われ水害や干魃など、過去に体験の無い自然災害に苦しめられています。
これが縄文時代に戻るような傾向だとは思いませんか。
喩えテクノロジーが進んでも心身ともに弱体化した現代日本人には、耐え難い環境変化を避けられない。
それでも縄文の狩人たちは、大自然と共存するしかなく大昔の人ならではの知恵で生き抜いてきたのです。
金沢も雨続きで、ペルセウス座流星群の観測もできませんでした。
皆さんの地域では、キレイな真夏の星空をご覧になれましたか。
これらの写真は、山梨県の考古学博物館。
縄文の土製品、複製も含めての形状や色彩に今の我々と違う精神文化の系譜を感じます。
いま大雨洪水での土石流堆など被害に苦しめられています。
これまでの山野の景観もはるかな過去に崩れたり水没した地層の姿なんです。
こうして忘れ去られるほど膨大な時を経て日本の民族が和合してきたのです。
悲しむばかりでない自然界の恵みと知恵を持ち、あらためて繁栄の手段を模索しましょう。
縄文一万年以上の歴史
そして明け方、金星と木星が空で縦に並ぶ接近。
月の輝く夜、待望の東の空に吉兆が現れます。
世界が大きく動き出す証。
縄文人気質って愚直なフォレストみたいかも。
彗星画廊☆写真集 HP
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