能登地震の爪痕
 
災害で忘れてはいけないのが
大規模な崩落 斜面の土砂崩れ!
 
 
 
 
 
 
 
金沢方面から北上してくると、
輪島市街地を繋ぐ県道1号線の熊野トンネル。
このトンネル区間ひとつが崩落する場合は、最短で結ぶルートが殆ど無く大変な迂回をするしかありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
樹木の覆う山の土砂が崩れ、地震による破壊で荒々しく露出した岩壁で景色を変貌しています。
 
 
 
 
 
 
 
その熊野トンネルは、2007年の地震を契機に補強工事も施され奇跡的に今回の地震に耐えられました。
 
そのトンネルを輪島の方面へと抜け、下り線の橋梁近くから撮影しています。
細い旧道で、以前はバス路線も走っていました。
 
鉄道全盛の頃は、鉄道のトンネルも多くてファンの人々には絶景区間でもあったそうです。
 
遠く忘れられた痕跡も山々に埋もれています。
 
 
 
 
 
 
 
このエリアは、トンネル区間を挟んで硬い岩や断層の面が露出する景観へと一変しました。
 
細い滝もあったのですけれど崩れて消滅。
 
 
 
 
 
 
 
将来の能登半島観光が復活したら、大地震の痕跡としてバスガイドさんが説明しそうですね。
 
 
 
 
 
 
 
河原田川の上流であり、長年の治水工事も崩落の土砂で堰き止められ下流にある市街地から海にまで泥色で濁り続ける現象の原因になっていました。
 
いまは穏やかな谷川のようになりましたね。
 
梅雨や台風シーズンの大雨に備え、土木工事も必要。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こうした大きな谷間に、昭和の時代は能登鉄道の路線と鉄橋が架けられていたのです。
 
需要の低迷で、穴水駅から終点の輪島駅ルートが廃線し(2001年の4月)て以来の大災害。
もしも存続していたら、こんなシーンも見れたでしょう。
惜しいことですね。
 
 
 
 
 
 
 
輪島への路線廃止で撤去され、絶景も忘れられた風景。
今回の地震災害が周囲を激変させた場所のひとつ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
破壊が著しい旧道も通行止めに。
民家も激しく被災しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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