美しい昨年度の 見附島 なのですが。
珠洲地震の頻発により側面が崩落する被害あり。
当時は地震の影響で、落石した表面が岸辺に。
この時点の見附島は、樹木も繁茂したシルエット。
なんとか本来の姿も保たれていました。
自然の法則を甘く見てはいけない
特異な地形自体が古代から風化や地殻変動の賜物。
いつしか島が失われる運命もあったでしょう。
いまは 観光に適度な環境か?
暫く地震活動が沈静化しながら時は過ぎていきました。
そして長閑な新年に襲来した天変地異
能登地震 2024 発生
石川県地方から隣県に及ぶ激しい大地震が勃発。
かつてないアースクエイクに破壊され死傷者と損壊した市町村の被害が絶望的。
こうして3月に入って余震も減る傾向にありますが未だに油断はできません。
海岸にも津波で打ち上げられた漁船が。
勇壮な軍艦の如き島影の大部分が崩落。
すっかり小さくなっていました。
沢山の人命まで奪った津波被害も去り、
いまも静かな海は黙って受け入れてくれます。
砂浜は削り取られ、景観は失われています。
防風林の中にまで流されてきたボート。
この一帯で同じ様な被害の跡を見かけました。
私達が長年愛した島影も過去の変動で成り立ったはず。
元々は、きっと大きな島や岬だったのでしょうから。
今後の見附島は?なんと呼べば相応しいのか。
奇岩で有名な各地の名所や風景も崩壊しています。
伝統も素朴な日常も何もかも奪い去った天災。
復興も自治体や国の対策も到底及ばない現在。
困惑と落胆した人々の心痛を重ね合わせる様に
弘法大師が旅で訪れて以来の風光明媚な島影は失われ取り戻せません。
かつて深海に消えた伝説の客船のように…
この日も僅かながら各地から人が訪れていました。
見附島の運命は?まるでタイタニック。
彗星画廊☆写真集 HP
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