かかみがはら航空宇宙博物館

 

 

 

 

 戦前に於ける 日本の航空機史上 最大級となる爆撃機

 

 九二式 重爆撃機 (キ20)

 

 
 
 
 
 
 昭和6年 (1931)完成機が初飛行試験を行った地が 各務原
 ドイツにある ユンカース社が開発した爆撃機 K51 を元に
 ライセンス生産した企業が三菱重工業
 
 総じて6機が製造されたそうですが、記憶に疎いのか知りませんでした。
 
 スタディモデルとして、技術者は細部を学習し 爆撃機や金属機体の製造
 ノウハウが獲得されました。
 
 設計思想まで異なる独特のデザインに優雅さのモダニズムや航空力学。
 表面積や翼断面から 風に乗り大きな重量物に揚力を与える手法。
 ユンカースらしさとも言える殺戮兵器らしからぬフォルム。
 時代背景が違えば、太平洋を横断する旅客機こそ相応しい。
 
 
 一機あたりに製造に費やす日数が長くなり、大戦中に既に旧式化。
 量産が中止となり、まさに幻の爆撃機として名を連ねます。
 
 
 
 
 
 
 
 飛行機も時代をえらべやしない … もちろん人間も。
 
 
 1911年、国産機が初飛行を遂げています。
 
 1918年、皆さんの知る日本の各社が航空機産業として名を挙げます。
 待望の国産機が産声をあげるロマンが秒読み段階に … 。
 
 
 
 
 
 
 航空機は … 夢の乗り物なのです。
 
 どこか生物のような機影に、人殺しの道具になど向かない気がします。
 その根底にあるのは、人々を乗せる幸せのための航空機になること。
 
 殺戮兵器としての効率など無視して時代遅れに扱われた方が幸福かも。
 戦争になれば徴用される技術に夢も浪漫も許されませんが …
 
 見知らぬ街や生活者を爆弾で焼き払い蹂躙する道具に選ばれたくない。
 設計者の良心を踏み躙る国家間戦争への投入。
 
 数奇な運命に弄ばれるのは、兵士や市民だけではありません。
 
 
 
 
 
 
 
 いつしか文明に追いつけなくなる … 愛(かな)しさ
 
 超高空から  深海底に潜んで … 弾道弾という毒牙を浴びせる現代の戦禍。
 
  相手の邪悪な思惑に乗せられず拒否する意志まで垣間見えた気がします。
  国を守るという命題に先鋭化されていく兵器の宿命。
 
 
 
 
 
 
 
  墜落したオスプレイ搭乗者のアメリカ軍人さん達が早く救助されますように。
  お祈りいたします。
 
 
 
 

 

 

 

 

 もう10年も前になりますか … 遠い風の道への手紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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